中学生時代に、

 

国語の先生と希望者が集まって

 

「詩の研究会」なるものをやっていた。

 

 

詩人や自作の詩を

 

みんなで探求するような大人の世界の会だ。

 

 

先生が、誰かが書いた詩を挙げて


「ここは句読点じゃなくてピリオドなのね。

すごく強いね」と言い、

 

男子生徒が「一つってところがね」などと言う。

 

 

その詩には、

 

行と行の間に一つ、ピリオドが入っていた。

 

中学1、2年の私には、そういうところに

 

「.」とか使っていいんだ。

 

そんなところに一つ入れてもいいんだと、

 

正確な日本語表記という視点なら

 

ダメ出しされそうなことを

 

認める発想がとても芸術的に感じられて、

 

それを語る人たちにも感激したものだった。

 

 

時は流れて、

 

今もそういうことはとても好き。

 


一字一句でニュアンスが変わるから

 

文章って本当に面白い。

 

 

いつか、本を取り上げて、

 

みんなで内容を探求して

 

対話したいなと思ってたら

(最近、思うとそれがやってくるんです)、

 

運良くABD(アクティブ・ブック・ダイアログ)に

 

参加することができた。


会場も内容にぴったりの大倉山記念館。

 

 

 

 

 

決められた本を参加者で分けて読んで、

 

そのサマリーを制限時間で書いてシェアする。

 

気になった箇所について話してみる。

 


今回の本は

 

『愛するということ』(エーリッヒ・フロム)。

 

 

事前に読まなくても良くて

 

購入しなくても良い。

 

初見でどれだけ入って来るか。

 

「愛するってなんだ?」ってことを深く掘り下げた。

 

なんだかとっても楽しかった。

 

 

著者が唱える愛については

 

賛同したりそうでもなかったり。

 

 

内容そのもの以上に

 

私には、深く読んで

 

その場でサマリーをまとめること自体が

 

楽しかった。

 

 

終わって最後の振替りメモ

 

―今回やってみて変化したこと


本を元に自分を深める面白さを実感(変化というより気づき)

 

―叶ったこと
やってみたかったABDができた

 

 

―24時間以内にやろうと思うこと
本の断捨離(前から継続中)

 

ちょうど片付け中ということもあって

 

本もたくさん手放してるから

 

向き合うことを考える

 

ちょうどいいタイミングでした。

 

 

手放すにあたって

 

一冊一冊見ながら

 

買ったときの自分を思うと

 

いろいろなことが見えてきて

 

本を読んで、

 

何かを知りたいということ以外に

 

自分自身の欠乏感をうめようとしたり

 

「こういう本も読める私」を

 

感じたかったかもしれないなあなんて。

 

 

いずれにしても

 

どうしてその本を読もうと思ったのか。

 

どこにひかれて、何を得られたのか。

 

 

自分のところにやって来る

 

すべてのものたちと

 

もっと仲良く丁寧に向き合おう。

 

 

買ったらすぐに、大切に読んで、

 

読み終わったら手放そう。

 

とっておく本には

 

もっと愛情を注ごう。

 

そんなふうに思った時間でした。

 

 

あれ、あの本どっか行っちゃったとかは

 

いけませんね。

 

 

初秋の「うさとの服展in池上」
 

初秋の「うさとの服展in池上」8月23日(金)〜26日(月)

11時〜18時まで(日、月は17時まで)
今回は金曜から月曜の開催になります。


■会場:MOON & EARTH

東京都大田区中央5-7-10
地図
都営浅草線西馬込駅南口から7分
*予約不要
*エコバッグ持参にご協力ください
*VISA MASTER AMEX カードが使えます(1回払い)