伊豆から、織物作家石丸みどりさんが

訪ねてきてくださいました。

 

昨年みどりさんの工房を訪ねて

草木染めをさせてもらって以来、

手染や手織りの奥深さを感じ、

いつか自分でもやってみたいと思っていたことが、

ようやく形になりそう。
今回はそのワークショップの打ち合わせです。

 

私が考える織りものは、

趣味の世界ではなくて、

暮らしにちゃんと落とし込めるものを作ること。

 

実用面で役立ってこそ、

ものたちも活きるのだと思います。

 

あの、樹木希林さんが、

履き古した靴下やTシャツを小さく切って、

床ふきの布にしていたという話。

 

それこそもののいのちを

全うできていいなあ、

それだなと思ってました。


そういう話は、

母からもよく聴かされていました。


家庭に湯沸かし器もない時代、

寒い冬の夜はゆたんぽを抱えて寝て、

朝起きたときもお湯がまだ温かいから

それで顔を洗ったそうです。

 

古い浴衣は赤ちゃんのおしめになって、

その役目が終わったら

最後はぞうきんになって一生終えていました。

 

汚れたおしめを洗うことを通して、

お母さんは赤ちゃんの体調なんかも

知ることができたのではないでしょうか。

本当はどれも大切なものたち。

 

一回使ってすぐに捨てる文化は、

元々日本にはありませんでした。


服も、自分に合うものを

じっくりと選んで、ずっと大切に着たい。

 

やぶけたり、

古くて着れなくなったら、

リメイクして少し変身させて

また活躍してもらいたい。

 

みどりさんからは、

オリジナルの「フレーム織り」を教わります。

 

普通の織り機は

30cmから80cmくらいの幅の布ができますが、

テーブルに立てかけて織る

小型のフレームは15から20cm。

 

15cmの中に織り手の想いが入って、

愛しい一品になると言います。

小さな布をはぎ合わせて、

マットでもバッグでも、

好きなものを作れます。

 

 

着なくなった服、着物、スカーフなど、

綿、麻、絹なら大丈夫。

バブルの頃のブランドスカーフがまだあったら、

裂いて織ってみませんか。

面白いものができそう。

 

昨日は試しに、

穴をあけてしまったうさとのパンツで、

少し織ってもらいました。

 

おお!まるでシャネルスーツみたい!
がんばればジャケットもできますね。

 

詳細は準備でき次第お伝えします。
とりあえず今決まったこと。

 

期日:8月3日(土)13:00〜17:00
会場:MOON & EARTH
持ち物:横糸にする布
参加費:織り機使用、縦糸、指導など込みで8,000円
人数:7名

 

 

うさとのパンツの片方で作ったポシェットと織ってもらったサンプル。




 








みどりさんの美しいチュニックとストールも草木染めの手織りです。