こんにちは！

呼吸アドバイザーの野口はるみです。

あちらここちらの緊急事態宣言や蔓延防止対策が延長になってしまいました。

息苦しい日々が続きます。

世の中の制度を変えることは、私のような個人が頑張ってもできることではありません。

しかし、息苦しい制度の中でも、自分の呼吸を楽にすることはできます。

それは　ZEN呼吸法　を身に着けることです。

周りがどんな状況であろうと、息をしているのは自分自身なのですから、

自分が楽～な呼吸をして、ゆーったりとした気持ちでいれば良いのです。

呼吸法の利点は

場所を選ばず、

道具も使わず、

いつでも自分で出来る

という点です。

これは「やらない」という選択肢はないです。

さらに願わくば

子供の頃から身に着けてしまえば、

その後の人生がとっても健康で楽に生きられます。

生まれた瞬間から、私達の肺呼吸は始まります。

年齢に関係なく、生きている限り呼吸法は出来るのです。

先日、我らが師匠椎名由紀は、小学校でZEN呼吸法の授業を行いました。

2つの小学校で全校生徒（1年～6年まで）が授業を受けましたので、

数日間に渡って行われました。

その中の一日だけアシスタントに入らせていただき、私が感じたことは、

子供達は感じとるのが早いということです。

まだまだ、心も身体も素直なのでしょう。

表現方法を小学生用にやさしくし、実技をたくさん入れた授業は、

子供達にしっかり伝わったようです。

私がサポートに入らせていただいた、東京都八王子市立浅川小学校の

清水校長先生がおっしゃっていました。

呼吸法は、子供達の

アンガーマネジメントに役立つ。

だから、授業に取り入れてくださったのだと。

まさに、ZEN呼吸法の得意とするところです。

コロナ渦で、一番苦しんでいるのは、実は子供達なのではないかと感じます。

動きたい。遊びたい。友達とのコミュニケーション。触れ合い。

そんな自然に起こる欲求を封じ込められた子供達。

だからこそ、

自分で自分の心の波をコントロールできるようになる呼吸法を

身に着けることが必要だと思います。

みなさんも、

イライラしたり、不安に陥っている時に、

一歩引いて、

ご自分の呼吸がどのようになっているのか、

少し意識を向けてみてください。

きっと、浅く早い呼吸になっているハズです。

それは大人も子供も同じですから、

お子さんの呼吸も観察してると、

胸がハアハアと動く浅い呼吸をしていることでしょう。

「卵が先か、ニワトリが先か」という話しではなく、

解剖生理学的な体の仕組みから解るように、

感情の揺れは呼吸に表れますので、

逆に、呼吸を深くゆっくりと調えることで、

感情の波が穏やかに変化していきます。

小学校での授業には、テレビの取材も入っていましたが、

ＺＥＮ呼吸法を行った後の子供達は、

「なんだか、少しすっきりした気がする」

「ちょっと、落ち着いた」

など、カメラに向かって変化を語ってくれました。

ほんの数分間の呼吸法の後に、これほど変化を感じられるのですから、

更にしっかりと身に着けて、

穏やかに、健やかに、この時代を乗り切って欲しいと切に願います。

一度身に着けてしまえば、一生物の健康法です。

少しでも早く身に着けたいものですね。

野口花琉実（はるみ）でした

野口花琉実 - Zen Kokyū

zenkokyu.com

アンガーマネジメントに役立つ呼吸法