コンサルティング会社を退職し、
数年間減らしていた個人セッションを、ここ数ヶ月で本格化させた事によって、
改めて、クライアントさんの変化を大きく実感する機会が増えています。
良い変化を起こす大きな要因の一つに、「自分への信頼感」があります。
上手く行っていない時。
行動できない時。
自分を責めちゃう時。
苦しい〜時。
などなど、
こういう時は、自分への信頼感が薄れている事がほとんどですね!
何かアクションを起こすにしても、
心の中では、
「どうせ、上手く行かないんでしょ!?」
「しんどいなー、上手くいくかも分からないのにエネルギーがもったいない」
「やっても無駄だから、止めた方が身のため」
そんな声が聞こえてくる様です。
自分の行いに対して、自分自身がそもそも信じていない。
諦めてしまっている。そんな状態。
こんなセルフコミュニケーションでは、上手くいく方がむしろ不思議です。
まるで、心の中で2人の自分が綱引きしている様なモノです。
イメージするだけで心が引き裂かれてしまいそうですね。
こんな時には、たいてい
出来ない自分が悪いのだ!とか、
時間が無いからだ!
環境が悪すぎる!
自分はなんて能力がないんだろう!!
という感じで、
自分自身、又はそれ以外の何かのせいにしてしまっています。
それだと、自分の人生を創っていく力を他の何かにあけ渡している在り方になってしまい、
自分の力を信じる事なんて、とてもできるはずが無いですね。
自分に「人生を創る力」がある事を感じるには、
自分が望む現実を創っていけるんだ。と心の中で信じられる事が必要です。
何かのせいにしていると言うことは、
自分以外の何かが悪くて、自分にはどうしようもない。
自分の力ではもうお手上げ!
という状態を受け入れている態度と同じなので、自分の力を信じる事とは
真逆の事を信じてしまっています。
自分が悪い。他の何かが悪い。と思っているうちは、
そのコトが解消されない限り、望みが実現することは無い。
と心の中で確信してしまっているので、そういう現実が叶ってしまっているんですね。
ここで、よく質問される事は、
環境のせいにする事が違うのは分かるが、
自分を責める事や、自分のせいにするとなぜダメなのか?という事です。
自分の力を信じるという事は、自分の人生の責任を取るという事とイコールです。
つまり、「自分が望む現実を創る事は、自分しだいである!」という事実を
受け入れる姿勢が大切になってきます。
自分を責めている状態とは、今の自分ではダメ!という事なので、
「自分しだい」という事を受け入れる姿勢とは反対のベクトルなんです。
これは、思っているよりも難しい事では無いので、
気楽に考えて貰えればと思います。
はじめは、何となく「自分には力があるらしい」
それで良いと思います。
今の状況が自分の望んでいるモノで無いと感じている時。
それは、自分が悪いからでも、環境や他の何かのせいでもなく、
本当は自分がその気になれば望みが叶うんだな。
という事を感覚的に理解できた状態が、自分への信頼感が高まった状態だと言えます。
これは、初めは何となくその可能性を感じてみるだけで良いのです。
自分自身への信頼感が高まったクライアントさんは、変化が早いです。
でも、その最初のきっかけは、
「もしかしたら自分にも現実を変えられる力があるのかもしれない。」
そういう予感からスタートしています。
なので、まずは自分自身や周りの何かを責めたりせずに、
「もしかしたら、自分には既に理想の現実を創る力があるのかもしれない。」
そう興味をもって、自分や目の前の現実を見つめ直してみる。
その可能性に意識を向けるところから初めてみてはいかがでしょうか?
何となく良い予感を感じたらこっちのモノですよー。