数日前、硬膜について検索していて、下記ツイートを見つけました。
あの凄い発見は80歳の脳科学者!!!
— 河野 健一 世界初の脳手術支援AI開発 CEO 脳外科医 (@CeoImed) January 10, 2023
脳表に硬膜・くも膜・軟膜に加え、新たにSLYMという膜があることを発見(Science)
脳外科医にも驚きの発見ですが、
その発見が80歳の脳科学者(Møllgårdさん)というのも驚きです
私がnoteに書いた論文概要https://t.co/SlkElxO9h8
原著https://t.co/cKrG1s9E8O https://t.co/Dk95t2G7Xj pic.twitter.com/LgnjDF4KdJ
脳外科医である河野健一さんのnote
『脳表に未知の層が存在!!!』には、
2023年の年明け早々にScienceから驚きの論文が発表されました!
脳表は脳表は硬膜・くも膜・軟膜の3層からなると言われてきましたが、なんと、その間に第4の膜(SLYM)が存在するというのです。
(中略)
SLYMは「きれいな」脳脊髄液と「汚れた」脳脊髄液を分離しているようです。この観察結果は、中枢神経系からアルツハイマー病やその他の神経疾患に関連する有毒タンパク質を洗い流すことに関与し、SLYMの機能不全により、疾患が進行する可能性を示唆しています。
SLYMには免疫細胞が集まっており、中枢神経系の感染防御にも寄与している可能性があります。
と、書かれています。
「クレニオセイクラルセラピー」は、主に、脳と脊髄がおさまり一番外側を硬膜で覆われたクレニオセイクラルシステムに働きかけていくワークですから、これは見過ごすことの出来ない発見です。
医師であるアプレジヤー氏が開発したクレニオセイクラルセラピーは、リラクゼーションのみを目的としたものではなく、現在も、実践と検証が繰り返されています。
アプレジヤー・インスティチュート・ジャパンのHPには、『CSTがアルツハイマー病を予防する効果がある可能性を示す調査について』という記事が載っています。
CSTはクレニオセイクラルセラピーの略で、本文に
“脳細胞はCV-4の静止点に反応する”とあるCV-4は、クライアントの後頭部の下に入れた両手で、クレニオセイクラルシステムを静止点に導いていくテクニックのことです。
上記の文章はとても難しいですが下記の部分は理解して頂けると思います。
CV-4、およびおそらく頭蓋に焦点を当てたクレニオセイクラルセラピーの技術は、リンパ系および硬膜リンパ系の機能を強化することにより、脳脊髄液および間質液の流れを改善するのに役立つようです。 強化された体液の流れは、中枢神経系細胞の栄養を増やし、学習、記憶、健康、治癒の改善につながる可能性のあるアミロイドベータなどの有害物質の除去を助けます。
以前もお伝えしましたが、4月末に、アプレジヤー・インスティチュート・ジャパン主催の『CST Touching the Brain(グリア細胞)初級セミナー』に参加する予定です。
グリア細胞が有害物質の除去に関わっていると言われていますし、今からとても楽しみです。
それにしても、今年になって第4の膜(SLYM)の存在が発表されたように、今もわかっていないことだらけで、今日の常識が、明日、否定されることも充分有り得るのでしょう。
柔軟に、それでも確かなことを積み上げていきたいと思っています。
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