小選挙区制の弊害

同じ政党から複数の候補者が個性も競い合う中選挙区制と違い、小選挙区では、大きな政党同士の争いになり、公認権を持つ党本部の力が強まり、党内が単一化されます。

『イエスOKかノーNGか』の、シングルストーリー、シングルイシューになり、ある種、他の主張や主義は白紙委任の状態になり、多数決が物を言う数の力が優先されます。
過去でも候補者の資質に関係なく、2大政党間での看板の風に左右↔される選挙結果が続いています。
郵政民営化、イエスOKかノーNGか。
政権交代、イエスOKかノーNGか。
が代表的です。

最近の政府は憲法の下で政治を行うという立憲主義が危ういという論調が散見されてきています。
戦後、歴代内閣が継承してきたものを安部内閣が閣議で解釈変更したからです。

死票が多く生まれ、得票率よりも大きく議席を持たせる小選挙区制という制度の下で
、『国のあり方、権力を抑制する憲法を議論する場』が本当に正しいのか疑問ですびっくり
安保関連法や集団的自衛権の是非から立憲主義が危ういというのではなく、
与党がなぜ、強すぎるのかという根本的問題からの立憲主義が怪しい。

権力者は常に謙虚に物事を考え、小選挙区制の下で、国民の声に耳を傾け、国民的議論が行えているか。を常に自覚しなればいけません。

全てはこれだウインク
選挙制度を変えれば上手くいく

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大東市議会議員 中村はるき
「政治に未来の声を。」 
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参考文献:日本の選挙何を変えれば政治が変わるのか(加藤秀治郎)中公新書刊