業務が重なるこの季節は毎年ながらしんどい。


日帰りで昨日は東京、明日は博多、という日々。


そしてこの日は大阪ながら打合せで外出でした。


せめて気分のいいところで、と昼の打ち合わせは大阪を一望する“大阪マリオット都ホテル”の58FレストランZK(=絶景・ジーケー)でランチをしながら。



5,000円ランチだけど、これに茶碗蒸しと赤だし、デザートフルーツがついていたから景色と合わせてコスパよし。


えっ?こんな打合せならええやんって?


内容はとんでもなく『どーせーちゅーねん(どうしてほしいのさ)』という課題であり、気分は景色ほど晴れやかではなかったんだけどね〜




さて・・・気を取り直して鳥のブログへ。


前回紹介したように初めての産卵を経験したヨウムのナギ。


結局合計3個の卵を産んでようやく落ち着いたのでした。


お疲れ様。


そのあとはいつもと一緒、甘えん坊でおしゃべりのナギ。




フィンチたちはようやく繁殖シーズンを終え、2ヶ月程度の短いオフに。


稼働し続けた孵卵器も水を抜き、中を綺麗に消毒してしばし休息。


1〜5月だけでも足環ナンバーは21番まで使用、人様のパートナーになるべく足環せずに譲渡した子を含めると上期だけで30羽近いフィンチが誕生して育ったことになる。


奥からブルー胡錦雄、同雌。


この子達の両親はノーマルだけど、常染色体(情報を2個まで持てる)に1個ずつブルーを持っていて、子がその2つを引き継いだことで見た目にもブルーが顕現する。


一個だけもっているとスプリットといって見た目にはわからない。



こちらは現在自育中のペア。


親は一見ノーマルに見えるが雄がパステルイエロー(やや色が薄く、背中が黄緑)。


こちらは性染色体(雄は情報2個、雌は情報の1個が既に“雌である”という情報に占められているのでその他の情報は1個しか持てない)にひとつだけイエローの情報が乗っている。


その雛の現在はというとこちら。



1羽がノーマル、もう1羽は多分イエロー。


イエロー情報は両親の合計で一個しかなく、それで顕現するならこの個体は雌ということになる。



こちらは巣立った小紋鳥。


両親は雌がフォーン、雄がダブルファクター。


ダブルファクターはフォーン遺伝子プラスシナモン遺伝子全てが揃わなければならず、確率は1/16と以前友人のRossさんが言っていたが、実際ようわからん🤷


いずれも数が取れて結果が見えてはじめて血の通った情報になるので断言しません。


せいぜい30羽程度しか殖やしたことのない小紋はまだまだ未知の遺伝、です。