小説『怒り』読了

テーマ:

遅ればせながら、話題の本を読みました。

 

吉田修一さんの、『怒り』。

 

多種多様な登場人物がそれぞれ抱く、揺さぶられる感情の中でも、一際、

 

「普通の顔して、普通に人を殺した」犯人。

 

彼が、社会に抱く「怒り」のエネルギーに、打ちのめされました。

 

小説だけれど・・・描写されているのは、かなり現実に近い、

 

身近にあってもおかしくない出来事ばかりで、

 

これほどにも、危うい社会の中、子どもたちが無事に育っていけるのだろうか、とか

 

いろんなことを考えました。

 

そして、自分にとって大切な人を、疑ってしまうということの苦しさ。

 

人を信じることって、何なのだろうな・・・

 

その人が、犯罪を犯していませんようにと、信じたい。

 

それは、絶対的な信頼ではない、条件付きの信頼なのか。

 

 

久々に、この世界にどっぷり・・・漬かりました。

 

 

AD