<あらすじ>

何故、お前が死刑囚に――。教誨師の高輪顕真が拘置所で出会った男、関根要一。それはかつて、雪山で遭難した彼を命懸けで救ってくれた友だった。本当に彼が殺人を犯したのか。若い男女二人を無残に刺殺したのか……。調べれば調べるほど浮かび上がる、不可解な謎。無実の罪で絞首台に向かう友が、護りたいものとは――。無情にも迫る死刑執行の刻、果たして教誨師の執念は友の魂を救えるのか。人気沸騰中の“どんでん返しの帝王"による、予測不能・急転直下のタイムリミット・サスペンス‼

(Amazonより引用)

 

<感想>

冤罪がテーマであるので、真犯人は誰だろうと気になって、あっという間に読んでしまった。

教誨師と刑事という組み合わせが面白かったし、途中で出てくる仏教の話が新鮮でした。

教誨師である顕真の人間らしい葛藤や弱さに自分も物語に中にすんなり入っていける要素だったと思うし、何より死刑というタイムリミットがあったので、ドキドキしながら一緒に、真犯人を追う気持ちになった。最後の最後でやはりどんでん返しがあったので、やられたという感じでした。中山七里作品ではいつも騙されてしまうけれど、それがやみつきになってしまう。