心臓カテーテル検査の入院スケジュール
前日に入院、身長、体重、心電図、レントゲンを撮りに自分で歩いて行く
研修医が点滴ルートと血液採取をしてくれた。
お風呂に入って、除毛が必要な人は看護師さんが確認してくれる。
一日に数回、検温、血圧測定、脈を測りに来てくれる。
夜は9時に消灯でしたが、夜12時過ぎても全く眠れなかったな
寝れないのは慣れてるけど、翌日の検査に向けてちゃんと寝ておきたいなーと思ったので、夜12時半に、隣の患者さんがナースコールをしたついでに、眠れないことを伝えました。
検査は朝9時にスタートなため、眠剤を飲めるリミットは夜2時まで。
ナースが飲める眠剤を確認しに戻り、効果が短い眠剤を1錠持ってきてくれました。
しばらく全く眠気が来る気配が無かったけど、川のせせらぎと鳥のさえずりをスマホアプリで聴きながら、いつの間に入眠していました
朝6時(検査の3時間前)に、規定の抗不安薬と、こちらから、かゆみ止めを出して欲しいとお願いしてあった、抗アレルギー薬を服用しました。
ここからは、ふらつくかもしれないので、1人で歩く時は気をつけるように言われる。
手術衣に着替えて、尿管を入れてもらう。
いざ、ストレッチャーに乗る瞬間は緊張して吐きそうな気分になりました
貴重品を預かってもらうために、妹に、カテ開始時間を伝えておいたのですが、病室からカテ室への移動中にも出会えず、
看護師さんと
「あれ~?」「いませんね~」
と言いながら、カテ室に入ると、、
手術着のドクターやスタッフ達の
にこやかな笑い声が
「あれれ?
来るの早くないですか?」
「遅いより良いけどね~」
開始時間が15分遅くなったことを、看護師さんが間違ったみたい
おかげで妹に会えなかったから、看護師さんは申し訳なさそうにしてたけど、
手術室の和やかな雰囲気に、私まで笑っちゃって、すごくリラックスできました。
ストレッチャーから、手術台への乗り降りは、よくドラマで見かける
1.2.3
って看護師さんが患者を寝たまま運ぶやつ
意識はしっかりしてるけど、じっとしてないといけないから、私は何様だ?みたいな
点滴、心電図をパパっとつけてもらい、
手術用のネット帽と分厚い抗菌シートみたいなのをかけられて、それでは始めます!
太ももの付け根に2~3ヶ所かな?麻酔を打ちました。
カテーテル中は、自分のモニターの心音を聞いていました。
カテーテルが入ってる映像も見れます。身体の中に違和感はないので、自分の中で起こってる出来事のように思えませんでした
造影剤の作用もそれほど感じませんでした。
四角いカメラが目の前を行ったり来たり動きます。カテーテルを入れているイケメンの執刀医があちこちから採取したであろう血液の入った試験管のようなものをスタッフに渡して、それぞれの血液の数値を読み上げていました
執刀医が気分が悪くないか聞いてくれました。
息を吸って~とめて~
楽にして〜って指示が1度ありました。
途中、息止めないで~って言われたから
無意識のうちにとめてたのかな?
看護師さんも数回、頭の上から覗きに来て、声をかけてくれたので、返答しました。
痒いところも遠慮なくかいてもらいました。
壁の時計も見えたので、どのくらい経ったかキョロキョロとカテ室内を見物してました
1時間くらいで検査は終わり、イケメン執刀医が針を抜いた部分を圧迫止血しました。
「タイマー持ってきて」
「あと、イスも~」
と、タイマーを私の上に置いて、
「ふうー(´・ω・)=3 」
とため息をついたので、
どれくらい押さえるんですか?って聞いたら、
、、、血が止まるまで!
と言うので、大変ですね~っ
と雑談をしていました。
その間、指導医で、部長で科長の主治医が、検査の結果を説明しに来ました。
「やはり、穴が空いていました。肺動脈と全身の血液の量のバランスも偏っているので、閉じる手術が必要です。専門チームがある病院を紹介します。しかし、カテーテルで閉じるには、穴の形状に条件があるので、経食道エコー検査が必要です。」
私は、止血されながら、手術台の上で、
ウンウンと、頷きました。
それから、お得意の!!
「ネットを見れば書いてあるよ!」
私は調べるタイプだから、うん!調べます!
って感じだけど
無知な患者がとんちんかんな質問をする防御策なのかな
そっけないけど、私はアリだと思う
ポカーンと聞いている私に、
イケメン止血医が、あの先生は大ベテランで、あちこちにコネクションがあるから、心強いですよ!
(そういえば、カテーテル中も、手術中のゴミの出し方とか、色々指導してたなー。)
(イケメン医師のドジも2つ気づいちゃった)
どう見てもベテランって顔してるでしょ!
僕なんてしょっちゅう怒られてます
(やっぱり) あはは
と、和ませてくれました
最後は、動脈止血部分を砂嚢を挟んでガッチリテーピングで固定し、
またストレッチャーに上手に乗せられ、病室へ移動。ベッドにも仰向けのまま、スライドして運ばれます。
腹圧がかかるから首もあげるの禁止!
そのまま、3時間寝返り禁止はキツかった
妹のピッピにもすぐ会えて、
お昼ご飯を仰向けのまま、口に運んでもらいました 感謝しかない
3時間経って、寝返りができるようになり、さらに3時間経って、ベッドの上に座ることができるようになり、それだけで幸せでした
翌朝には、家族が迎えに来てくれて、歩いて帰りました~
ちなみに、コロナの影響で社会が騒がしい真っ只中でしたが、なんとか無事に入退院できて良かったです。
日本の医療に本当に感謝
それでは、次は
経食道エコーの体験を書きます。
それから、
娘のこねこもとっーても元気!
コロナの影響で3月ぜーんぶ休校です
では、またね