今、様々なSNSで「既婚者向けのマッチングサイト」へ誘導するような広告が増えている。
「オススメの既婚者向けのマッチングアプリ」なんていう情報も増えていて、個人的にも夫婦問題カウンセラーとしても「これって、”不倫”を助長しているだけじゃないの?」と...不快になる。
既婚者向けマッチングサイトの「目的」とは?
「既婚者マッチングサイトの目的」と検索してみると、以下のような内容が表示される。
- セカンドパートナー探し
- 共通の趣味を持つ友達探し
- 寂しいときに会ったり連絡したりできる友達探し
- 悩みを相談できる相手探し
- 家庭を壊さない付き合い方ができる相手探し
ハッキリ言って、ツッコミどころ満載!
「セカンドパートナー探し」→ 「不倫相手募集」ということだろ?
「共通の趣味を持つ友達探し」→ 怪しいサイトに登録してコソコソ探すんじゃなくて堂々と探せ!
「寂しいときに会ったり連絡したりできる友達探し」→ ふつーに友達つくれ!
「悩みを相談できる相手探し」→ 同性とマッチングしろ! 同性の方が気持ちをわかり合えるぞ!
「家庭を壊さない付き合い方ができる相手探し」→ 「家庭を壊さない付き合い方」をしたいなら「夫婦公認」で探せ!
「既婚者向けのマッチングサイト」に登録した夫
悩み相談したかったり、友達をつくりたかったりするのなら、趣味のサークルのような”健全な大人”のコミュニティを探した方が、その目的を早く達成することができるぞ!
にもかかわらず、わざわざ妻(夫)に内緒で「既婚者向けマッチングサイト」に登録するということは......
そういうことだ。
私のところにも、マッチングサイトに登録していることが妻(夫)にバレて相談に来た人たちがいる。
それは、かなり”悲惨”なことになる。
これまで築いてきた信頼、信用が一瞬で崩れ去り、離婚は免れたとしても何をするにも信用されない、期待されない、まるで犯罪者を見るような目つきで鼻であしらわれる。
そんなもんだ...。
「やましいことはない!」と、いくら叫んだとしても、そんなの関係ない。
だって、「マッチングアプリに登録したってことは、あわよくば誰かとマッチングして、どうにかなろうと思ってたってことじゃん」
「”そうじゃない” って言うなら隠そうとしないで、私の前でも堂々としていたらよかっただけ」
おっしゃる通り。
先日の「夫婦カウンセリング」は、ぐうの音も出ないまま夫が撃沈。
しかし、離婚をしないのであれば今後も夫婦関係は続くのであって、大事なのは「これからどうしていくか」だ。
夫は自分の軽率な行動に猛省していたが、妻の心情としてはモヤモヤが残るのもわかる。
「裏切られた感」も残る。
改善策は「シンプル」
上記のように信頼関係を失いながらも離婚せず、今後も結婚生活を継続していくと決めた夫婦にできること...
それは至ってシンプルなこと。
「ホウ・レン・ソウ」、つまり「報告」「連絡」「相談」という夫婦のコミュニケーションをマメに行うこと。
「なんだ、そんなこと?」と思う人もいるかもしれないが、このシンプルな基本中の基本ができていない夫婦が多いために、起こらなくてもいいトラブルが多く発生しているとも言える。
これまでの自分たちは どうだった?
「ホウ・レン・ソウ」が実行されていたか?
お互いの目を見て会話をしていたか?
案外できていない夫婦が多いと思う。
夫(妻)は、「相談したい相手」「寂しいときに話したい相手」を求めている。
あなたは、夫(妻)の「心に寄り添う相手」になってあげられているだろうか?
「夫婦」であっても「孤独」な人たちが多いと感じる。
せっかく夫婦になったのだから、程よい距離感でお互いを支え合って生きていければいいんじゃないかな...。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
===============
【無料メルマガ】
===============
【著書】
===============
【過去のブログ】
===============
【連載】
健康食品会社「やずや」さんが運営するWebサイト、『ココカラ大学』のなかで「ココカラ夫婦物語」という連載を担当させていただいています!
↓ ↓ ↓