自分が「嫌だな」と感じることや「腹が立つこと」「カチンとくること」を自分自身で把握していますか?
ほとんどの人は、「自分がなんで怒りを感じるのか?」に対しての具体的な答えや理由を把握していないのではないでしょうか。
今回は、「怒りの特性」について考えてみたいと思います。
あなたが人に対して「腹が立つこと」はどんなことですか?
腹が立つレベルは様々ですが、私自身の場合を考えてみました。
1:電車やバスなど公共の場で、2人分の席を陣取っていたり、足を投げ出して座っていたりする人を見たとき。
2:ありもしない出来事を、事実のように吹聴されたとき。
3:大切に思っている身内や友達のことを悪く言われたとき。
4:想像や妄想だけでネガティブな決めつけをされたとき。
代表的な内容はこんな感じです。
改めて見てみると、事実ではないことを”決めつけて”言われると腹が立つようです。
また、明らかに「人に迷惑をかけているよね...」と思う行為に関して腹が立つようですね
「1」に関しては、直接自分自身に対して何かされているわけではないので、どうにもできないことなのですが 目の当たりにした場合、私としては とてもストレスです...
自分の「怒りの特性」を知ることのメリット
・それぞれのシチュエーションに対して、自分なりの「対処法」を事前に考えておくことができること。
・常に意識していることで、いざというときに冷静に対処することができる。
・自分の「欠点」「弱点」「改善点」を見つけやすくなる。
・むやみに怒りの感情を晒さなくなるので、人と争うことがなくなる等。
1番のメリットは、「自分自身を知る」「本質を知る」ということができることなのではないでしょうか。
自分を知ることは、家族や他人との円滑なコミュニケーションにも役立ちます。
対処法について
はじめに書いた、腹が立つ「私自身の場合1〜4」の「私の対処法」をお伝えさせていただきます。
これは、あくまでも「はっきり意見を言うことができる私」が実行していたり意識していたりすることなので、参考にならない人もいるかもしれませんが、「参考になる人がいるかもしれない」という思いを込めてお伝えさせていただきますね。
1:電車やバスなど公共の場で、2人分の席を陣取っていたり、足を投げ出して座っていたりする人を見たとき。
↓
対処法1:その人を見ないようにする。
対処法2:場所を移動する。
注意したり意見したりするとトラブルに発展する恐れがあるので、それはやめましょう!
言いたくなるときもありますが、そういうときは「あ〜、魂が ”赤ちゃん” の人なんだな...これから成長していけますように」と祈って見ないようにしていますwww
2:ありもしない出来事を、事実のように吹聴されたとき。
↓
対処法1:「ありもしないことを言われて困っている」「事実ではない」ということを ”周りの人” に しっかりと伝える。
対処法2:そのまま放っておく。(相手にしない)
対処法3:デマを言いふらしている張本人がわかっている場合は、「事実ではないことを吹聴するのはやめてほしい」と冷静に伝える。
3:大切に思っている身内や友達のことを悪く言われたとき。
↓
対処法1:言った相手に対して何を根拠にそう思うのかを冷静に聞き出し、事実ではない情報は訂正する。
対処法2:人をどう思おうが自由だが、悪口を言っていると「あなたの評判が悪くなるよ」と忠告する。
対処法3:放っておく。
4:想像や妄想だけでネガティブな決めつけをされたとき。
↓
対処法1:「そのようなことを言い切れる”情報源”は何なのか?」などを具体的に聞き出して、事実でないことは訂正する。
対処法2:今後、事実ではないことを言いふらしたりしないよう釘を打つ。
対処法3:放っておく。
まとめ
怒りの原因をつくった「相手」によっても、その対処法は違ってくると思います。
自分の中だけで怒りを処理しなければならないこともあるし、ハッキリと問いたださないといけないこともあるでしょう。
それは、あなたと相手の関係性であったり、悪質性であったり......判断や対処法は その都度 変わってくるかと思います。
ほとんどの場合は、そこまで悪意がないケースが多いので、そのまま放っておくことで自然に消え去ることでしょう。
もし、気になるのなら「事実確認」をして、冷静に対処しましょう。
ですが、人によっては事実確認をしただけでも「逆恨み」をする人も無きにしもあらずなので、その辺は十分気を付けてくださいね。
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