朝ごはんは食べる気がしなかった。

苦しくて食べれない、食べたくない。



夜、1度帰宅した旦那さまも、10時頃再び病院に来てくれました。

傍にいてくれるだけで嬉しかった。

手を握って、励ましてくれた。



この頃から、陣痛が終わると、吐き気が始まった。
ツワリのような感じ。

痛い→気持ち悪い。。
この繰り返しが始まりました。

吐くまではなかったけど、より辛くなった。



人間ってすごいもので、だんだんと痛みに慣れてくるんだよね。

苦しいのは変わらないけど、痛さを受け止めれるようになっていく。



お昼も食べれず、また長い時間が始まる。

全然時間が進まない。

痛い、気持ち悪い、辛い。

言葉にできない感情が涙となって現れる。



いったいゴールはいつ?

見えない終点。

痛みをこらえて、ただただ時間が過ぎていくのを待つだけ。



夕方、さらに痛みが増す。

すごく覚えてるのが、肋骨、恥骨の恐ろしいほどの激痛。

赤ちゃんが下がってきて、恥骨を押すようになったみたいで、これがホントにハンパない。

痛すぎて、息が吸えない…

鼻から息を吸うときが苦しすぎて、息が漏れる。

涙が止まらなかった。

さらに、ずっと同じ姿勢で、足のしびれが始まって、腰の痛みは限界を越えようとしていたと思う。



旦那さまの、私を見る、やりきれない顔。

「頑張って」



私が頑張ってるのは分かってるから、
きっとなんて言ってあげたらいいのか、
困ったんだろうな。

でも、ちゃんと伝わってたよ。


苦しいのは、私だけじゃない。

赤ちゃんも、支えてくれてる旦那さまも、お母さんも、みんなで戦ってる。



ようやく、ゴールが見え始めたのが19時過ぎ。



私がトイレに立ち、

それと一緒に旦那さまもお母さんも、気分転換にと外に出された。

LDR室には私と助産婦さんだけ。



きっと、旦那さまたちがいると、私が甘えてしまうので、助産婦さんがはからったんだなって思った。

でも正直、手をにぎっててほしかった…



やっと力める感覚になってきた。

これからは自分との戦い。

1人で頑張らなきゃと、陣痛に立ち向かう。




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