夫は私のやる気がなくなるスイッチを探すのが上手い。


確かに自分に非はたくさんある。

その一つに引き出しを最後まで閉めないというものがある。

直せば良い話だけど。

たまにだし、気を付けるようにしてるし…

なんて言い訳がどんどん出てきそうなところを無理やり押し込んだ。


「また開いてるよ」とだけ言ってくれればいいのに、と思ってしまう。

そしたら「ごめんね」と言えそうなのに。


悪いのは自分だ。

ただ、「また開いてるよ。ほんとにだらしない人間だな。」

と言う必要があったのだろうか?


悲しくなった気持ちと共に、知らず知らずに私も夫のやる気がなくなるスイッチ押しているんだろうか?と疑問にも思った。


夫が食べようとした生魚を床に落とした。

ベタベタになった床を拭かずに歩いた時「汚いよー」と言ったのがまずかったのか。

「俺は何も悪くない」と言っていたけれど。

それの仕返しだったのか?

そらなら全部私のせいなのか…



でもそれだけじゃない。

夫はきっと、子供のやる気なくすスイッチも押しそうな予感だ。


下の子がパズルを頑張っているとき、上の子に「教えてやって。こいつ、バカだから」と言うのだ。


こればかりは夫のせいにしたい。

子供にそんなこと言う親が居るんだ。

改めてこの人ヤバイかも、と思った瞬間だった。


まとまりのない話になってしまったけど、とにかく子供たちのやる気スイッチは私がバンバン押してあげられるようにしたい。

私の子供はバカじゃない。