「マウントを取る」とは最近出てきた言葉ですね。

 

新しい言葉だからかいまだに人生で「マウントを取られた」ことは一度もありません。

 

でも「マウントを取っている」と思われたことはおそらくあるでしょうね。

 

なんでもかんでも「それってマウント?」という人はいますから。

 

マウントって何なのかと考えると「自慢する」ことですよね、更に言うと自慢して自分の方が上だと相手を見下すまでが「マウントを取る」ことになるのでしょうか。

 

これもおそらく「嫉妬」からくるのだと思います。

 

「マウントを取っている側」ではなく「マウントを取られたと思っている側」の嫉妬です。

 

例えば隣の奥様が「うちの旦那が出世してお祝いにハワイに行くの!」と言われたとします。

 

それを言われたAさんは「すごい!よかったですねえ」と言いつつ内心(何よ、マウント取っていい気になって!)と思うわけですよね。

 

内心(お隣の奥さんとても嬉しそうでこっちまで嬉しくなる)と思ってもいいのに。

 

自慢したっていいんじゃないかなと思うのです。

 

自分の旦那さんが素敵で、誇らしくて自慢したくなるってなんだか可愛らしい。

 

旦那さんのこと大好きなんだなあ、ラブラブだなあとほっこりする。

 

 

前回書いたのですが、「嫉妬」って「自分を認めていない」ことからくるのだと思っています。

 

自分を認めていないと他人も認めてあげられない。

 

自分を好きでいないと人も好きになれない。

 

自分で自分のことが大好きで満足しているなら、お隣さんの自慢も一緒に喜べちゃうんです。

 

そしたらほんとに楽です。そして楽しい。

 

今日一日何にも楽しいことなかったなあと思っても、人の幸せを喜べたら自分の幸せがどんどん増えていきます。

 

でも不思議と一緒になって喜んでると、だんだん自慢話をされなくなったりすることもあります。

 

その場合は私が気づかないだけで「マウントを取られていた」のかもしれませんね。

 

自慢話を悔しがったりうらやましがったりされないと、その人はつまらなかったんでしょう。