<カラーセラピストとしての道>
ハートをクリアに♡ハートリアの
渡辺美代子です。
今回は「人と人の関係性が良くなる対話術」
なんて言うと、大げさですが^^
ちょっとした言葉の選び方で
気持ちの良い対話になる方法
アイメッセージ
をお伝えします。(^v^)
アイメッセージって、聞いたことありますか?
「アイ」は「愛」とも取れますが
「ユー(You)あなた」に対する
「アイ(I)私」のメッセージ、なのです。
つまり、主語に「あなたは〜〜〜」を付けた発信ではなく、主語を「私は〜〜〜〜」にした会話の投げかけのこと。
日本語は主語を省いて対話しても伝わるので
聞こえてくる言葉尻だけでは分かりにくいかもしれませんが、対話する時に「あなたは〜〜〜」という主語が隠れていると相手は自分に直接的に言われている感じで受け取ります。
もちろん、褒めてもらうことや、嬉しいことは
おおいに「あなたは〜〜〜」で伝えていただきたいところですが^^
何か注意ごとをする時に「あなたは〜〜〜」で発信していると、言われた側は、防衛的になります。注意ごとを「あなたは〜〜〜」で発信されると攻撃的に感じるからです。
【A】
ちょっと〜(あなたね、)また服を脱ぎ散らかしてるんだけど!片付けてよ!!
【B】
(あなたさ、)何ぼーっとテレビ見てるのよ!忙しいの分かってるんだから手伝いなさいよ!!
【C】
(あなたは、)もっと勉強しなさい!遊びばっかりで、そんなんアカーーン!!!!
って、……言いがちですよね^^;;
大体、イラっとしている時には感情から発信していて、自体は全て「相手のせい」なものですから、そう言ってしまうのには仕方のないところです。
しかし、これではストレートすぎて相手を攻撃し、逆に相手の緊張を呼ぶので、自分自身の本来の希望である、
【A】スッキリ片付けて気持ちよくいたい
【B】忙しいから手伝おうか?と声を掛けてほしい
【C】知識と知恵を増やして将来に備えてほしい
が、伝わらないのです。
おや?
今、言った【A】【B】【C】 だと、
あ〜、そういうことか〜〜と、思いますよね。
同じ状態に出くわして、同じ目的に対して発信しているのに、何が違うのでしょう?
答えはそうです
「アイ(I)メッセージ」なのです!
「私は〜〜〜」を主体にして、思うことを伝えているのです。
最初の【A】【B】【C】 は不安やイラつきから発信していますが、後の【A】【B】【C】は、自分のこととして捉えているのですね。
もっと言えば
【A】なんかこのところ散らかっていて落ち着かないな〜。(私は)もう少しスッキリ片付いていたら気持ちいいよね。
【B】いま、時間ある?(私、)すごく忙しくて回ってないから休憩終わったら、手伝おうか?って声を掛けてくれたら助かるんだけど。
【C】最近、遊ぶのが楽しそうやね。(私としては)先のこと考えてちょっと不安だな〜。今の時間を大切にして、知識と知恵を増やして将来に備えてほしいな〜。
とまあ、同じことでもこんなふうに言い換えることが出来るのです。
この「アイメッセージ」のポイントは
1)相手の行動を言う
2)自分への影響を言う
3)自分の気持ちを言う
です。
責めずに感情を言葉で表現し、協力してほしいことを述べる。メリットとなる気持ちを伝えて、あとは相手の考えにゆだねる。
この、「あとは相手の考えにゆだねる」ことも、とっても大事です。
相手が行動を選ぶ権利を尊重しているのですね。コントロールされて誰かの言い成りになることは、誰しも苦しいことですから。
仕事関係でも家族でも、おなじです。
相手に言いたい!!!!
ってなった時には、感情から直接的に出てくる
「YOUメッセージ」になっていないか?
一度チェックしてみてくださいね。
「アイメッセージ」で伝えることは
相手とあなたが協力して寄り添いたい、
「愛」があることが感じられますから。
不安が多くありすぎて
「YOU」ばかりで表現してしまうなら
自分のことをクリアにすることが必要です。
ハートをクリアにして健やかに過ごしましょう。
各種講座の案内・セッション受付はこちら
電話カウンセリングはボイスマルシェ
https://www.voicemarche.jp/advisers/550