ガーナご飯(ガーナ料理)の第一弾として紹介するのは、
ガーナご飯をいただく上で、 既に 、視覚・臭覚上で
難易度:★★★★★ (最高★5つ) 獲得の
『 ケンケ : Kenkey 』 です。
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『ケンケ』とは・・・・・
原材料は、発酵されたトウモロコシ粉です。

干したトウモロコシの粒を水に浸して柔らかくし、水を切り、2~3日常温で
放置して発酵させます。
それを挽いて「コーンミール(Fermented Corn Dough)」を作ります。

その醗酵したトウモロコシ粉を団子状にしてトウモロコシやバナナの葉で
包み蒸します。
その後数日間発酵させたもので、発酵臭が漂う酸っぱい食べ物です。
味は、特にありません。若干鼻につく醗酵臭と若干酸味が感じられ、
単独では美味しくないです。
・・・・・と言われています。
そして、ケンケには作られる地域により2種類あります。両方ともどこでも
入手可能です。
(1)ファンテケンケ:Fante Kenkey・・・バナナの葉で包まれています。
あるブログでは、「カブトムシがいる木の匂いを3m先からも放ち、
味も木の幹を食べてる様な感じです。」と感想されてる方がいます。
しっかりした硬さがあり、チーズを思わせる食感です。
(2)ガケンケ:GA Kemkey・・・・・
乾燥したトウモロコシの葉で包まれています。
柔らかくザラザラ感のあるチーズという感じです。


食べ方は、「生唐辛子、玉ねぎとトマトをすり潰したサルサソース」状の
ソースにつけて、魚と一緒に食べます。
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さて、前説が長くなりましたが、
今日は日曜日で「サンデーマーケット」となります。
平日より出店、品数も増え、新鮮さもあります。
『ケンケ』ご飯を食べるための材料を探し購入します。
メインの『ケンケ』ですが、「ガケンケ」は無く、「ファンテケンケ」のみの購入
となりました。
両方あれば、食べ比べが出来たのですが、今日はこの黒い!「ファンテケンケ」
のみです。

では、まず『ペペ』を作ります。・・・サルサソースに近いです。
材料はこちら・・・・・・・・

● フレッシュなペペ(唐辛子)
● 玉ねぎ
● トマト
● オイルサーディンの缶詰
調味料
● 塩
● 世界の「味の素」
● 乾燥魚の粉末
● 乾燥海老の粉末
材料をすり潰しやすいように小さく切ります。・・・・・・・・

材料をすり潰していきます。・・・・・・・・
さて、ここで登場するのが、『ガーナの「すり鉢」と「すりこぎ」』ですね。

すり鉢は、「アサンカ:Asanka」
すりこぎは、「タポリ:Tapori」
といいます。
アサンカは、日本のすり鉢と比べかなり浅いです。
また、タポリも小さくクリックリッと手首を利かせた感じで動かします。
では、やってみましょう!!
最初は、フレッシュペペです。・・・・・・・・


次に玉ねぎ投入・・・・・・・・

最後は、トマトです。・・・・・・・・

うまく出来たでしょうか!?

ガーナのすり鉢は、慣れないと手が痛いです・・・・・
・・・・・コツが掴めていないのでしょう。
オイルサーディンの缶詰を投入します。・・・・・・・・


味付けです。・・・・・・・・
●塩 > 少々より多め
●世界の「味の素」 > 適宜
●乾燥魚の粉末 > 適宜
●乾燥海老の粉末 > 適宜
やさしく愛情込めて混ぜていきます。
!!!『ペペ』の完成です!!!

さて、メインの『ケンケ』の準備です。・・・・・・・・
買い物から帰宅してから、異臭(!?)を放している『ケンケ』!

やっぱり 「あぁ~ 臭!」となるわけです。
ナンか薄黒い液体も出て来てますねぇ。
静かに黒く変色したバナナの皮を外していきます。・・・・・・・・


出来てきました!『ケンケ』が!!
ずっしり重量感あり、しっかりした硬さがあり、切った感触もチーズに
似ていますね。

さて、盛り付けです。・・・・・・・・
お腹はへっていますが、たくさん食べる勇気はないので
このプレートでこの量でいいのです。


いただきます!!・・・・・・・・
まずは、『ケンケ』のみを試食・・・・・・・・
・・・・・・・・「ンッ!」 ケンケ自体、無味無臭???です。
無臭とはいっても、バナナの皮の匂いが当然『ケンケ』にも
移ってますから強烈です。

『ペペ』をつけて食します。
旨し!・・・・辛い!!旨し!
旨し!!・・・・辛い!!旨し!!
旨し!!!・・・・辛い!!旨し!!!
ガーナ猫の「KITTY ♂」も まっしぐら! でした。

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ガーナご飯の中で最強!といわれる『ケンケ』の試食完了です。
実は私、『ケンケ』3度目なのです。
1度目は、異臭に犯され(?)、舐めただけで終わりました。
「今後、食べることは無いだろうと、決心しました。」
2度目は2013年。ある女性がお腹がへり、『ケンケ』が食べたい
というので、買って来たのを一緒に食べました。

この時も異臭に悩まされましたが、焼き魚(ティラピア)が美味しくて、
一緒に食べたら少し食べることができました。
しかし、この時も、
「今後も自らコレを食べることはないだろうと、誓いました。」
3度目は、
2度目の『ケンケ』から4年後の今日、2017年6月18日サンデー。
『ケンケ』は美味しくないけど、『ペペ+ケンケ』は旨し!!です。
今日初めて、じっくり『ケンケ』を観察し、食したわけですが、
結局、異臭の元は、外側のバナナの皮の異臭で、薄黒い液体も、
蒸されているので、バナナの皮から出たものであることがわかりました。
しかしながら、このバナナの皮で包まれ、この『ケンケ』が出来上がる
ことがわかりました。
ご飯というか、チーズっぽいので、おやつ感覚でもいけますね!
ごちそうさまでした!
星3つです!
★★★☆ ☆ (最高★5つ)
異臭騒ぎが無ければ ★ ★ ★ ★ ☆・・・・残念・・・・
・・・・
それにしてもキッチン掃除したのに『ケンケ』(正確にはバナナの皮)の
匂いがまだ残っているのはスゴイな。
でも、醗酵した『ケンケ』の影響でバナナの皮が臭いの?
結局、匂いの元はどっちなんだ!?!?
・・・・・・

