「曜変天目茶碗」まだ観れます。 | ジョナサンの備忘録

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奈良国立博物館で「国宝の殿堂 藤田美術館展~曜変天目茶碗と仏教美術のきらめき~」が、6月9日(日)まで開催されています。

 

先日、美術展に行って来ました。

大阪から鶴橋で近鉄に乗り換え、近鉄奈良まで。

 

 

奈良駅から徒歩で約5分で、奈良国立博物館に到着。

 

正面には曜変天目茶碗の写真がありました。

 

 

撮影スポットでは、多くの人が大写しの写真の前で記念写真を撮っていました。

私は一人で行ったので、人のいない時にパシャリ。

 

 

国宝「曜変天目茶碗」は、世界に三碗しか存在せず、すべて日本にあります。

今回公開させた大阪の藤田美術館、京都の大徳寺龍光院、さらに、東京の静嘉堂文庫美術館に。 

この春、三碗とも公開されました。

 

龍光院の曜変天目茶碗は滋賀のMIHO MUSEUMで5月19日まで(終了)。 

静嘉堂文庫美術館でも「日本刀の華 備前刀」で曜変天目茶碗が特別出品されています(6月2日まで)。 

 

三つの茶碗はそれぞれ特徴があります。 

 

奈良で展示されている曜変天目茶碗は、直径およそ15cm?ぐらい、上から照明が当てられて見る角度のよって青色や瑠璃色の文様が現れてとても奇麗でした。 

外側にも見る角度によって漆黒の中に青いのような文様が現れました。 

 

この美術展では、藤田美術館の協力を得て、曜変天目茶碗が高精細の8K画像が撮影され、模様の微妙な変化を観ることができ、とても素晴らしいものです。 

 

この他、「玄奘三蔵絵」「両部大経感得図」「仏功徳蒔絵経箱」などの仏教美術を中心に、館外初公開を含む多彩なコレクションも展示。 

 

ゆっくり観ると、約2時間ほどかかりました。 

 

奈良と言えば、鹿! あちらこちらに・・・

 

 

人懐っこい鹿も

 

 

近くには、法相宗大本山「興福寺」があります。

 

まず最初に見えるのが、五重塔。

 

 

中金堂を右手に観ながら、奥に進むと、南円堂があります。

 

 

 

南円堂でお参りをして、東金堂の横を通り、国宝館へ。

 

 

ここには、国宝、重要文化財の仏像が多くあります。

展示されている仏像などにはほとんど解説が書かれていないので、入り口でリーフレットを買って入館すると作品を楽しめます。

 

ここで観たかったのは、阿修羅像。

 

 

マニアでなくても素晴らしく、心を引きこなれるような美しさがありました。

この日は、修学旅行の学生が沢山いて、それに紛れていたのでゆっくりと観れなかったのが残念でした。

 

 

帰りは、商店街があり、食事をしようと物色。

奈良の地酒を飲ませてくれる居酒屋を発見しました。

 

 

日本酒を飲む前に、のどが渇いていたので、先ずは生ビールを!

 

おまかせを飲んでから、店員さんに好みの味を言って選んでもらいました。

大吟醸も美味しかったが、甘みが絡んだので、雑味が少なくキレのいいお酒(純米酒だったかな?)を何種類か出してもらったりして堪能してきました。

もう少し飲みたかったですが、酔いが回ったので4種類しか制覇できませんでした。