一週間にわたり、2年に一度行なわれる福井でのハープ講習会でオーストラリアの先生の通訳をして参りました。
私も学生の時に参加したこのセミナー、今回で7回目だそうです。毎回日本のトップのハープの先生方と、海外から先生を一人お招きし、30人ほどのハープの学生さんがハープ漬けの日々を送ります。
福井には日本が誇るハープメーカー、青山ハープの本社と工場があるため、ハープととてもゆかりの深い町なのですが、講習会の行われたハーモニーホールふくいには黄金のハーピストが!

ホールのドアの取っ手も!

ホールは田んぼの中にあり、とてものどかです。


ここに青山ハープさんから15台のハープが運び込まれました。


こんなのどかな雰囲気の中、ホールの内は意欲マンマンの講習生のものすごいエネルギーに包まれていました。学生の時に私も参加したのですが、今回ずっと通訳でレッスンに付き添い、先生方のスケジュールのハードさを心の底から実感。
まず最初の晩に楽器選び、それから講師の先生方のコンサートがあり、翌朝から30人の生徒さんが3日に渡って5人の先生方のところに次から次へとやってきます。お昼休みや小休憩を挟んで一日最大15人程のレッスンがあります。その後素晴らしいお食事会が連夜行なわれ、ホテルに戻ったらバタンキュー、といった感じ。
通訳をしているだけでも目が回りそうな疲労度なのですから、全ての生徒さんに公平に全力でレッスンをなさる先生方のお疲れは想像を絶するものです。
運営スタッフの皆様の素晴らしいご準備のおかげで毎日トラブルもなくスムーズに進み、最終日は受講生コンサートで幕を閉じました。
通訳の仕事とはいえ、オーストラリアが誇る素晴らしいハーピスト、アリス・ジャイルス先生の30人分のレッスンを聴講させて頂いた訳です。
通訳面でもハーピストとしても、毎日が本当に勉強でした。
地元新聞↓

左からジャイルス先生、青山ハープの青山社長、私の先生である井上久美子先生。

ジャイルス先生をお見送りして、私もこれから飛行機で東京へ戻ります。後半へ続く...
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