私は漫画家海野チカさんの作品がとても好きです。
今連載中の『3月のライオン』がたまたまテレビを付けたらやっていました。
その見た1話の一部分だけお話しさせてください。
主人公(桐山零)は高校生のプロ棋士で、働きながら学校に行っています。
でも、出席日数が足りずに留年しそうなところで、レポートを書くため放課後理科クラブ(放科部)に協力してもらいに行きました。
彼は学校で友達がいませんでした。
それを教師の林田先生をずっと気にかけていて、
彼が放科部で笑って他の生徒と話しているのを見て「クララが立った!!」の気持ちになりました。
ずっと彼のことを先生は、心配していたんですよね。
そのあとに言った先生の言葉に、私のこころに響きました。
「今日みたいにさ
一人ではどーにもならん事でもさ
誰かと一緒にがんばればクリアできる問題ってけっこうあるんだ
そうやって力をかりたら
次は相手が困ってる時
お前が力をかしてやればいい
世界ってそうやってまわってるんだ
あのな 大事なことだぞ?
いいか?
一人じゃどうにもならなくなったら
誰かに頼れ
―――でないと 実は
誰も
お前にも頼れなんだ」
(『3月のライオン』より)
その言葉を耳にし、私は
ああ、
そうだな。
とても複雑のようで
実はシンプルな答え。
とてもこころに響く言葉でした。
このことについても、詳しくまた書きたいと思います。
<HP・伊藤あや>
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