湯煙の 奥に人影 たたずみぬ 寄りて仰天 其は猿ならん!の巻 | 第伍章「あっそう、ふ~ん!!」

第伍章「あっそう、ふ~ん!!」

主に戦史について取り上げてますが戦史には諸説ありますので、明らかな誤記以外はご容赦を!!

◎Yahooブログ終了につき
 
「第弐章」「第参章」「第肆章」
 
の記事を再掲載しています。
 
(記事の内容・画像は掲載当時のモノです)
 
 
 
●2013年1月21日の記事から
 
 
 
長野県下高井郡山ノ内町の湯田中渋温泉郷に
 
“地獄谷温泉”ちゅうのがあります。
 
「後楽館」と言う一軒宿のみの
 
ノスタルジックな温泉ですね。
 
 
泉質は60℃から90℃
 
弱アルカリ性塩含有石膏性苦泉で、
 
源泉掛け流し。
 
効能は神経痛、リウマチ性疾患、
 
胃腸病、痔など 。
 
内風呂・貸切内風呂・貸切露天風呂・
 
女性専用露天風呂と
 
混浴露天風呂があります。

宿のすぐそばには駐車場なし。
 

夏(4月14日から11月30日まで)は、
 
近くの有料駐車場から徒歩10分。
 
冬(12月1日から3月31日まで)は、
 
下の上林温泉から約2キロ徒歩30分。
 
 
地獄谷温泉と言う名前の由来は
 
野天風呂の正面に出ている
 
天然記念物の地獄谷噴泉が
 
まるで地獄の底から
 
噴き出しているような音なので
 
そこから付いたようです。
 
(間欠泉とは違い、約98度で止まりません)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ここの露天風呂は
 
混浴なもんで「運良くば・・・」と、
 
ちぃとばかしスケベ心出して
 
夕暮れ時に入ってみれば、
 
湯煙の向こうに人影が・・・
 
「ラッキー」と思い「こんばんは~」と
 
近寄ってみても返事はなし
 
よ~く見てみると、
 
な・な・なんと人や思たらサルやんか
 
 
 
 
 
 
 
それも気持ちよさそうに目閉じて、
 
人が近寄っても逃げようともせん
 
至福の時を満喫してるようにも見える
 
「なんや、こいつら!人間と変わらんなぁ」と、
 
そばでおんなじかっこして湯を楽しんだ
 
川向こうには噴泉が「シュワ~」と
 
音を立てて噴出してるし、
 
横にはサルがおる
 
なんとも奇妙な温泉旅行でした。
 
 
 
 
 
 
 
 野生動物が温泉で傷を癒した、
 
とか言う民話などから名がついた
 
温泉は全国各地にありますが、
 
サルが入る温泉なんてここ以外に
 
聞いたことはありませんねぇ
 
 
このサルたちは、
 
昔から大好きだったわけではないそうですよ。
 
後楽館のすぐそばにある「地獄谷野猿公苑」で
 
野生ザルの餌付けに成功し、
 
山からサルの群れが次第に
 
下りてくるようになってから、
 
たまたま偶然遊んでた子ザルたちが
 
誤って露天風呂に落ちてしもたそうです。
 
サルは夏の暑い日には水に飛び込み
 
涼を得ることを知ってるので、
 
水は怖くないのでしょう。
 
落ちた温泉がさぞ気持ちよかったのでしょうか。
 
それからだんだんと入浴する数が
 
増えていったそうです。
 
 
 
のぼせザル
 
 
 
 
 
 
地獄谷温泉へは、
 
今から20年ほど前に
 
新潟県在住の姉夫婦に
 
連れて行ってもろたんですが、
 
その時はサルが入る温泉なんか
 
聞いていなかったので、
 
露天風呂行ってサルがおったときにゃあ、
 
ほんまにビックリしました
 
そやけどね、人からちょっかいかけたり
 
触ろうとしない限り、
 
サルは目閉じてほんまに
 
気持ちよさそうに湯に浸かっています。
 
 
 
一風変わった混浴露天風呂に
 
あなたも入ってみませんか
 
 
 
 
 
 
お問い合わせは
 
地獄谷野猿公苑 TEL 0269-33-4379
地獄谷温泉後楽館  TEL 0269-33-4376
 
 
 
 
 
 
 
 
で、こいつら湯冷めせんのかなぁ・・・。
 
 
 
 
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