塾って言うと、みなさんこんな姿を想像していませんか?

「さあ、○○君、今日は△△を勉強するよ!ではテキストの××ページを開いて。じゃあ、説明するね。」

もしこれが塾の姿だとすると、ほとんど学校と変わりません。何のための塾かわかりませんね?だって学校で授業をキチンと聞いていればわかるはずです。学校の先生の説明じゃ分からないから塾に行く?学校では真面目に聞いていないから塾で聞く?はたしてそれって正しいのでしょうか。勉強を教えるプロの先生より、塾の学生アルバイトの方が教えるのがうまい?学校の授業を真面目に聞けない生徒が塾では真面目に聞く??何だかおかしいですよね。そんなはずないですもの。では、塾の役割って何なのでしょうか。

もちろん、分からないところを分かるようにしてあげる、これは塾の大きな役割であり、生徒や保護者様にしてもそれを期待されて入塾されるのでしょう。私たちもそのご期待に応えるべく最善の努力をしているつもりです。しかし、これもまたいつも言っていることですが、生徒たちは「分かっている」のです。全く箸にも棒にもかからない生徒はいません。どんな生徒でも、学習したその瞬間は分かるのです。少なくとも、私たちは「分からないまま帰す」ということは決してしません。しかし、どんな人間でも時間が経つと忘れてしまいます。だから、忘れないための努力が必要なのです。加えて、分かっただけではテストで点数が取れません。何度も何度も繰り返して「できる」ようにしなければ、テストで点数が取れないのです。

塾の役割は、そのことをしっかり生徒たちと保護者の皆様にお伝えした上で、学習計画を立て、忘れないように反復させ、時間が経ったら再度確認をすることだと思います。こうしたペースメイキングをしていくことこそが、真に塾の役割だと私は考えています。