表題の通り、当塾では学校のワーク(問題集)を宿題にしています。というか管理していると言いますか、塾の宿題+αとして毎週与え進捗状況をチェックしているのです。

そもそも、塾が学校のワークを管理するのはどうなの?というご意見もあろうかと。私も同感です。しかし、悩みに悩んだ挙句、今年から管理することに決めました。というのも、テスト前になると溜めに溜めた問題集をやっつけるために多くの生徒がそこに時間を費やし、本来為すべきテスト勉強がまったくできないという状況があったからです。みなさん、思い当たるところありませんか?

全国的にどうかはわかりませんが、この川崎エリアでは課題の提出は必須です。これを疎かにすると、どんなにテストで良い点数を取っても内申で良い評価をしてもらえません。その最重要課題が、まさにテストの日に提出を求められるこれらワークなのです。

小学校の時からあまり課題提出を重要視してこなかった生徒は、中学校に入ってからもあまり変わらず蔑ろにする傾向があります。しかし、そんな生徒がいわゆる学習塾に通ってテストの点数を上げようとしたところで、私は本末転倒だと思います。むしろ「塾に行ってる時間あったらワークやれよ!」と言いたくなります。私の持論ですが、塾の役割は、ただ生徒の知識や理解を深めてテストで良い点数を取らせてあげることだけではないと考えています。上に述べたようなことを含め、しっかり生徒に伝えて、まずは内申点を上げてあげることが重要だと考えています。内申点が上がらないことには、どんなに頑張って点数を取ってきても、行きたい高校を受験する権利を得ることができないかもしれないですから。そのためには、塾としてそこに向けてしっかりとペースメイキングをしてあげる必要があるのではないかと思うのです。

もう一つ、私は学校のワークには、底知れぬ「パワー」が漲っていると考えています。これを利用しない手はありません。詳しくは以下をご覧ください。

「成績の上がらない理由⇒ https://ameblo.jp/harima-selmo/entry-12320903463.html 

私は生徒に、「手っ取り早くテストの点数を上げたかったらワークを3回やれ!」といつも言っています。そして、それを先生に提出すれば、点数は上がるし先生の評価も上がるし一石二鳥、内申4か5は間違いなしです。

もし、毎回ワークの提出期限直前に家でガミガミ怒鳴っているお父様、お母様がいらしゃいましたら、ぜひ一度プライムゼミナールの門を叩いてみてください。

 

 

 

 

プラゼミが開校した7年前、まだ生徒も少なかった時代にパソコン教室を併設していたのですが、その時に生徒として通ってくださっていたお婆さんと、先日ばったりお目にかかって立ち話をしていた時の話しです。「先生、夏期講習大変ですね~うちの孫も今年中3で横浜に住んでいるんだけど、夏期講習料が40万円ですって!」それを聞いて開いた口がふさがりませんでした。個別指導では10万~20万台が相場だそうですが、40万円は初耳です。私がいつも申し上げている、「塾がビジネス化している」その所以です。親心としては、それでも確実に成果が上がるのであれば、という気持ちはよく分かりますけれども、くれぐれもつけ込まれないように・・・

さて、プラゼミでは戦中末で5週間に渡った夏期講習が終了し、今週から通常授業に戻りました。来週後半には各中学期末テストを控えており、生徒の皆さんは息つく暇ありませんね!あと1週間頑張ってください!

 

毎年ご報告している夏期講習で通塾時間の長かった生徒のランキングを発表します。

<中3生の部>

1位 213時間

2位 183時間

3位 169時間

3年生平均109時間(20名)

<中2生の部>

1位 99時間

2位 58時間

3位 57時間

<中1生の部>

1位 48時間

2位 44時間

3位 37時間

★上記は、通常授業の時間を含んでいます。

★上記は、お昼休み時間(1時間)を差し引いています。

 

中学生は今年新しい授業スタイルになり、セルフィーによるプリント学習を行いました。ペーパレスの時代に逆行して、7月、8月のA4用紙の使用枚数は何と1万枚を超えました。生徒が必至に学習に邁進してくれた結果です。また、3年生には映像授業の無料提供を行い、国語読解力の強化や受験問題の解説授業を真剣に受講していました。3年生の中には2年連続で200時間を超える強者が現れ、私もびっくりしています。

もちろん、塾よりも自宅の方が集中できる、部活が忙しくてなかなか塾に来れない、という生徒もたくさんいますので、「塾での学習時間が長い=優れている」というつもりは微塵もありません。でももし、上記の数字を見て内心「やばいな」と感じる生徒は、この数字を決して蔑ろにせず、自分が何をすべきなのかを真剣に考えてみてください。

 

「大量宿題の罪」

 

お母様方がお子さんを通塾させる理由はいろいろあると思います。お子さんが友達のいる塾に通いたいと言い出した、テストの成績が下がってきて何とかしなければと思った、などなど。でも、恐らく一番の理由はこうなのではないかと思います。

「家で勉強しない息子の姿を見ているとイライラする!」(笑)

 

家でまったく勉強していないわけではないのでしょうが、お母様方が満足するほど自宅で勉強する子どもは稀です。いや、お母さんは恐らくお子さんがどんなに勉強しても満足はしないでしょう。月曜から金曜まで毎日猛勉強したとしても、土日に勉強していなければ、「勉強しなさい!」って、つい怒鳴ってしまいますよね?つまり、親は、常に子どもが勉強している姿を見ていたいのです。例え「嘘」でも。

 

この欲求を満たしてくれるのが「塾」です。それも大量な宿題を出してくれる塾。神奈川でも大手と呼ばれ大変たくさんの生徒が通塾している塾がありますが、そこでは大量の宿題を出します。毎日塾の宿題に追われ、子どもたちはヒーヒー言いながら机に向かいます。そうすると、お母様方のストレスが一気に解消される、というワケです。あれ、もしかして私今お母様方を敵に回してますか?「それのどこが悪いんですか?何か文句あります?」って(汗)いえいえ文句なんてありませんよ、我が家も昔はそうでしたから…そうしたお母様方のお考えを真っ向から否定するものではありませんのでどうか怒らないでください!

 

しかし、今日は敢えて、誤解を恐れずにお話をさせていただきます。お母様方のストレス発散とお子さんの成績向上は、残念ながら比例しないということを。むしろ塾に通い始めたにもかかわらずお子さんの成績がどんどん落ちて行っていませんか?だとしたら、それはもしかしたら塾の宿題が影響しているかもしれません。そのことをお母様方に知っていただきたいのです。

 

大手塾で出される大量の宿題は、確かにお母様方のストレスを解消してくれるかもしれません。「勉強しなさい!」とガミガミ言わなくても、子どもたちが自然と机に向かうようになって行くのですから。しかし、実際そこで子どもたちが行っていることは、「作業」です。宿題の中身が基本問題ではなく応用問題ばかりなので、宿題をやりながら実力を付けていける生徒は少ないです。大多数の生徒は基本が身に付いていないにもかかわらず応用問題をこなすために、勘で解いたり答えを写したり。私も昔、娘たちが毎日一生懸命宿題の答えを写すという作業をしてる姿を目撃していました。真面目だった私の娘が初めてズルを覚えたのが塾の宿題でした。「そんなことやっていいの?」と問いただすと、「いいんだよ!みんなやってるもん!」と悪びれる様子も有りません。しかし、ただ写すと言っても量は半端なくありましたので、それでも1時間から2時間くらいはかかります。毎日そうした作業に追われ、学校の宿題やテスト勉強は後回し。そしてどんどん成績が落ちて行ったのです。まだうちの娘は学校の提出物を真面目に出していたのでよかったですが、要領の悪い子は塾の宿題以外は何もできなくなってしまうかもしれません。学校の宿題は提出しなくても成績が下がるだけで(笑)みんなの前で発表されることはありません。しかし、塾の宿題はやって行かないとみんなの前で発表され恥をかいてしまうので必死なのだそうです。いかにも子どもらしいプライオリティーの付け方です。

 

それでは、にもかかわらずなぜ大手塾ではそんなに宿題を出すのだと思いますか?

まず1つめは、上記のようなお母様方のニーズをよく弁えているからでしょう。塾が経営を成り立たせるためには、生徒を増やし売り上げを上げなければなりません。当たり前です。そのためにはお母様のニーズにしっかり応えなければなりません。お子様の成績を上げることが唯一無二のニーズだと思うのですが、恐らくお母様方のストレス発散の片棒を担ぐことがより重要なニーズになっているのでしょう。

2つめです。私も何でもかんでもとにかく宿題は良くないと言うつもりはありません。ほどよい量の宿題は絶対必要です。実際、宿題がないと家で「全く」勉強しない主体性のない子どもはたくさんいますし、また逆にその大量な応用問題の宿題をきっちりこなして行くことで凄まじく実力を付けていく生徒がいることも事実です。その生徒がいわゆる難関校、TOP校へ合格していくことで、塾としては大きなPRとなります。○○高校100名合格!××高校50名合格!って。しかし、そうした生徒は全体の中のほんの数%に過ぎません。それこそ10名の中に1人、いや20名の中に1人いたら良い方かもしれません。

 

結論的に言えば、子どもたちに宿題はやはり必要です。しかし、宿題として本当に必要なのは、その「量」ではなく「質」なのです。生徒に応じた「中身」なのです。

子どもたちの実力や理解力、進捗や得手不得手に応じて変えるべきです。そして、やったかやらなかったかを問うのではなく、

「しっかり理解してきたか」

を問うべきだと思います。そのためには、宿題チェックはもちろんですが、理解できているかどうかの「確認テスト」を都度行うべきです。大手塾の大量宿題→やったかやらなかったかの確認→次の宿題→確認…これら一連の作業は、一部の優秀な生徒のみをフォローしそれ以外のほとんどの生徒を蔑ろにする大きな「罪」なのではないでしょうか。宿題の個別管理は個別指導塾でないと難しいかもしれません。そのあたりもしっかり吟味して、塾選びの参考にしていただけたらと思います。

 

 

28日の深夜に行われたワールドカップでの日本の対応の仕方が物議を醸しています。

異論反論様々ですが、私は善し悪しにはあまり興味ありません。

そこに携わってきた人々が、長年の経験を積み、また様々な苦労を乗り越えての戦略、判断でしょうから、娯楽として傍観している私たちに、善悪を判断する権利などありません。

仮に、日本がこのまま決勝トーナメントを勝ち進み、万が一にも優勝したとしても、今回の判断が正しかったかどうかはわからないでしょう。西野監督ですら…

 

私がこの試合を見て何を思ったかというと、

「日本の子どもたちは、この試合を見てどう思っているのかな?」

ということです。

 

話は変わりますが、いま保護者様との面談期間なので、毎日お母様方とお話しする機会があります。

ちょうど中間テストが終わったタイミングで、今回成績が振るわなかった生徒の保護者様からは、たまにこんなことを言われます。

「成果を出せない塾は、塾じゃない!って、主人が言うんです。先生、次はなんとかお願いします。。。」

まあ、塾ではよくある光景でしょう。

私は、この生徒がとてよく頑張っている姿を知っています。このまま継続すれば、必ず成果が出ることを知っています。彼も、今回の結果に腐ることをせず、信じて継続しています。

しかし、親はこう言うんです。

「結果の出ない努力は努力じゃない!」って。

 

気持ちはとてもよくわかります。私も昔はそういう親の一人でした(^^;;

ビジネスの世界は食うか食われるか。どんなに努力をしても、他社に負ければThe End。お給料だって、今はポテンシャルより営業成績で決められるケースがほとんどですよね。だから、どうしても親はそう思います。

厳しい家計の中から高い授業料を払っているんだから、成績上げてなんぼ。それだってある意味契約ビジネスなんだからって。

ほんとうに、おっしゃる通りなんです。

 

でも、考えて欲しいんです。

「結果の出ない努力は努力じゃない!」

そう言われた子どもはどうなりますか?

努力してきた子どもは、きっとその瞬間に努力をする意欲を失い、努力をすることを放棄するでしょう。

努力を怠ってきた子どもは、きっとこう言うでしょう。「頑張ったのにおかしい!僕のせいじゃない!(ペロ)」

 

大切なのはプロセスです。

目標に向かって、どんな努力をどう工夫し継続してきたか。自分自身を鼓舞し、決してサボることをせず、夢や目標が必ず実現することを固く信じ、努力を継続することです。執念を持つことなんです。

塾で生徒たちと長年一緒にいると、生徒たちがみるみる変わっていく姿を垣間見ることができます。と言うより変えていく、成長させていくのが私たちの本当の仕事だと考えています。

お母様方には怒られるかもしれませんが、こういう生徒が仮に今回成果が出なかったとしてもあまり心配していないんです。

彼は確実に人生の中で「成長」という成果を出しているのですから。

 

今回のサッカーの試合。

多くのお父さんは、

「これでいいんだ。試合は勝つか負けるか。決勝トーナメントに進むために、これでよかったんだ!」

って子どもには言っていると思います。

私が心配しているのは、多くの子どもたちが、ここに至る日本代表の歴史や努力や戦略を何も知らずに、短絡的に「勝つためにはこれでいいんだって」って思ってしまったのではないかと言うことです。

 

勝つためには手段を選ばない。

勝つために、努力よりも要領を重視する。ずる賢くなる。

負けると人のせいにする。

そんな大人にだけは、絶対になって欲しくないなと思ってしまったワンシーンでした。