価値観を見直す(星の象意の落とし穴?)

 

梅雨独特の空模様です。湿度は80%超えています

 

こういう時はさえない気分ですね。心だけは元気はつらつでいきましょう

 

前回で言い忘れていたことがありました。

 

 

前回の落とし穴の続編です

 

最近、久しぶりに占術の講習会に行く機会を得ました

 

講習を受けるのに少し条件があったのですが、何とか資格がありOKでした

 

その会場のある場所がなんともゆったりして風水的にも落ち着いた良い所です

 

当時の風水師がこの地を選んで中心にしようと考え歴史を刻んだ所、なるほどです

 

そんな善い環境で受講させて頂いて、せっかく来ているんだから是非体得しようと

 

取り組んでいた時に「あーそうだった」と ふと思い出すことがあったのです 

 

その事をお話したいと思います

 

占術を習い始めて少し経った頃でした、

 

例えば紫微斗数推命の冒頭で「紫微星」が良く出てきます

 

その象意は皇帝、帝王の星で気品、高貴、権威、地位、身分を表すという具合です

 

それぞれの象意を覚えて慣れて行けば良い訳ですが、

 

その使い方に気を付けないといけなかったんです

 

相談者の方が来られる前に予め生年月日や生時を聞いておいて調べておいたんですね

 

そうすると、その「紫微星」のお覚え立てのものが出てくるとホントうれしんですね

 

「やった 出てきた」「この相談は上手くできる」などと思うわけです

 

その覚えた象意に囚われてなかなか相談者の方と話がかみ合わないのです

 

「えーなにそれ ちょっと違うな」の顔で納得してもらえなかったのかなーと

 

落ち込んだことが何度かあったのです

 

よく考えてみると、やはりこちらの『思い込み』『決めつけ』

 

で話していた事に気付いたのです

 

占術師心得です

 

囚われや こちらで決めた思い込み 開運希望につながらず』です

 

 

これまで予習はしておくに越したことはないとの考え方がありました

 

予習復習は昭和の詰め込み教育での優等生でした

 

しかし、お釈迦様は『人を見て法を説きなさい』と言われていました

 

「しまった⁉」嬉しさのあまり抜けてしまっていたんですね

 

しかし、これに気付いてからはやり方を変えてみました

 

予め生年月日時は聞かせてもらってますが

 

相談者の方と話している時に、性格を表しているような言葉が出てきたら

 

この方は先ほどの「紫微星」の象意がでているな、と確認できると

 

その方面に話題を広げていくというように改めていったのです

 

そうすると話のちぐはぐも無くなりスムーズに進み

 

相談者の方の納得できた笑顔も見られるようになったのです

 

何事もそうだと思いますが、こちら側の都合で決めつけたものや

 

自分の視野の中で見たものだけの判断で

 

思い込んで行う事は互いに喜べない事ですね

 

 

 

人の心は複雑で深くて無限に広がっているように思います

 

その膨大な広さのものを、占いの教科書に載っているような数行の文字や言葉で

 

すべて現わしているのだと、思い込んで決めつけてしまうことが

 

おごり高ぶりの一端ではなかったのか、と反省したことを思い出したのです

 

自分の知見がすべてだと おごり高ぶることなかれ

 

今日も最後までお読み頂きありがとうございました。合掌