長々とこの話題にお付き合いいただきありがとうございます。
今回、外んぽのリスクについてまとめさせていただき、最終記事とさせていただきます。


脱走するリスク

逃げ出してしまった場合、狭いところ・暗いところに入り込むことが好きなハリネズミを見つけることは困難だと思われます。
また、ハリネズミは一晩に数キロ移動することができます。
(あかりちゃんのホイール走行の最高記録は14キロ(一晩)を超えています)

ハリネズミにリードをつけることは難しいと感じます。
ハリネズミは丸いフォルムのイメージがありますが、体を伸ばすとかなり細長くなります。
確実に逃げ出さないようにするリードは正直難しいと思います。

「特定外来生物」に指定されたマンシュウハリネズミは日本で飼えなくなりました。
ペットとして日本に持ち込まれ、野生化してしまったからです。
外んぽ中に逃げ出してしまった場合、ヨツユビハリネズミも暖かい地域であれば野生化の可能性があり、将来的に飼えなくなる日が来るかもしれません。
そうなると、「自分が飼っていたハリネズミが逃げてしまった」というレベルの問題ではなくなってしまいますよね…。



病気になるリスク

ハリネズミはもともと皮膚病が多く、ダニや真菌症になる子が多いです。
我が家のあかりちゃんも皮膚が弱く、ダニや真菌症とは診断されていないものの、フケが多くて対処中です。

地面を歩くことで、ダニやノミがつくリスクがあります。
雑菌もたくさんあります。
草むらに生息するマダニに噛まれた場合は、直ちに命の危険があります。

ハリネズミは食虫動物の為、虫を見つけたら食べてしまうかもしれません。
ただ、野生の虫には寄生虫がいることがあり、寄生虫がいる虫を食べた場合は病気になってしまいます。

芝生などには除草剤や殺虫剤ががまかれていることがあります。
(芝生は生かして雑草を駆除する除草剤もあります)
また、排気ガスで汚染されている場所もあるかもしれません。
小さな体にとっては毒となります。

いずれの場合も、どんな種類の菌などにより病気になったのかがわからないことが多いため、適切な対処ができないかもしれません。



捕食対象となるリスク

犬や猫、カラスなどの生き物にとって、ハリネズミは補食対象です。
万が一食べられたら…立ち直れません…。



日光に当たることのリスク

本来夜行性のハリネズミなので、日光にあたることに耐性がありません。
日光に当たることで、
・本来強い光を浴びる構造になっていない目が失明する恐れ
・紫外線によりがん細胞が発生する恐れ
が考えられるとのことです。

そもそも、本来寝ている時間帯に起こすこと自体も、生活リズムの乱れにつながりますよね…。



温度変化のリスク

ヨツユビハリネズミの適温範囲は狭く、23~29度と言われています。
20度を下回っても30度を超えても命にかかわってくると言われています。
ストレスなく長生きさせるためには、可能な限り一定の温度管理とすることが大切と言われていますが、外に連れ出す場合は温度管理が困難です。



ストレスのリスク

見知らぬ場所・見知らぬにおいに囲まれることが、そのハリネズミにとっていい刺激なのかどうかを判断するのは難しいとのことです。

少なくとも、あかりちゃんは近所の実家に1時間連れて行っただけでものすごく疲れたようで、その晩はほとんどホイールを走らず、ご飯も食べませんでした。
(でも、連れて行っているときは特に嫌がる様子はなかったんです。)

この辺りは個体差があると思いますが、少なくともあかりちゃんは、慣れていない環境に対するストレスを大きく感じるように思います。





外んぽに連れて行く方は、

・運動をさせてあげた方がいいのではないか
・土の上を歩かせてあげるのがハリネズミのためなのではないか

などと考えていらっしゃると思います。

ただ、室内だけで飼っていてもハリネズミにストレスにはならないそうですし、ホイールなどでの運動や部屋んぽで、十分な運動量が確保できているそうです。

上記に書いたようなリスクを避けることができるのであれば、外んぽをするという選択肢もあるかもしれません。

でも、ぜひ、一歩立ち止まってリスクが大きいことに目を向けていただきたいというのが、私の願いです。









長々と話題にお付き合いいただきありがとうございました。

今回のテーマは、前出記事の書籍やインターネットの情報に、自分自身の想いや考えも加味して書かせていただきました。

新米ハリネズミ飼いが一生懸命考えたり調べた結果をまとめたものですので、ご理解いただいたければ幸いです。

長々とお付き合いいただきありがとうございました。



クローバー追記クローバー
ハリネズミの隠れ家様が、インスタにて、外んぽのリスクについて問題提起をされています。
野生と飼育下にあるハリネズミの免疫力の違いについても書かれていますし、普段土の上で過ごし、様々なストレスにさらされている野生のハリネズミは、飼育下よりも寿命が短いことにも触れられています。
毎日たくさんのハリネズミと向き合われているハリネズミの隠れ家様のご意見を、ぜひご覧いただけると幸いです。