髪がない故の『もしも』

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お風呂上がり、
ツルツルに光る頭と
眉も睫毛もない、のっぺらとした顔を見て
あれこれ心配することがあります。


死んで棺桶に入るとき、
ちゃんとウィッグを着けさせて貰えるだろうか。眉毛やアイラインもきちんと描いて貰えるだろうか。

ウィッグも指定したもので、
着け方もいつも自分で着けているようにして欲しいし、自然でないと嫌。
間違っても浮いたりしないように
テープで頭に接着して欲しい。
眉毛や睫毛も自然に綺麗に。
だってお別れのときに変な髪や顔だったら
すごく悲しい。


日頃から旦那には伝えています。
頷いてくれるけれど、旦那は悲しい顔。
でも大切なことだから、
きちんと何かに書いて記しておこうと思う。

せめて死ぬまでに髪が元に戻って欲しいし、
生えたらもう二度と抜けないで欲しい。


他にも心配事がたくさん。


脱毛症のお仲間さんのブログでも
よく拝見しますが、

地震等の災害時。

避難するときに、
いかにウィッグを確保するか。

もし避難所に行くことになったら?
素頭を見られるのは嫌だけど、四六時中ウィッグを着ける必要があるなんて、なんて苦痛。
ウィッグには慣れたけれど、
やっぱり被っている感触や締め付け感、
チクチク感は不快なもの。
気兼ねなくウィッグを外すことができないかもしれない。
夜寝るときは、ウィッグをどうしよう。
ガーゼキャップも洗えない。

命の危機を一番気にするべきなのに
緊急時にウィッグの心配なんて。
それもまた悲しい。


もし交通事故にあって跳ね飛ばされたら、
ウィッグは果たして飛んだりしないだろうか?
たぶん飛ばされる。
周りの人はどう思うだろうか?
素頭でぶつかったりしたら
ひとたまりもないだろうな。


もし将来子どもを持つことができたら
脱毛症になる体質が
遺伝したりしないだろうか。


色んな『もしも』が頭をいっぱいにします。

馬鹿馬鹿しいことかもしれないけれど、
それでも私にとっては深刻な問題です。