ミュージカル坂本龍馬
坂本 龍馬 西城秀樹
おりょう 若葉 ひろみ
中岡 慎太郎 井上 純一
お登勢 雪村 いづみ
維新 回天の 頂点 とも言うべき 大政奉還
数々の尊い 生命が 維新の花と 散った … 坂本 龍馬も変革の 時代にあって
彗星の如く 現れ 龍馬の目指したもの、 それは一滴の血も 流す事なく
新しい 時代を 作っていく 事だった
大政奉還は もちろん 政治的手段 などではなく
そのための 一里塚に すぎない
同士であり 盟友の 薩摩の 西郷 吉之助 長州の 桂 小五郎
そして中岡 慎太郎も 立場の違いこそあれ
龍馬の無血革命論である 大政奉還に 同調し
次代を 担う リーダーとして 理解したかのように 見えたが
歴史は 龍馬の 意図した 方向には進まなかった…
秀樹は この坂本龍馬で タップダンスの 初披露
「奇想天外な龍馬が 自分に 乗り移った感覚」だと
定年時代という シニア世代の 情報誌の インタビューでも 語っておられました
そして 作品が 再演に 恵まれて来たと 笑みを 見せる裏には
「外部生として 劇団 四季に通い 市村正親さんや 滝田 栄さんと 稽古に励んだ」と
懐かしそうに 話されていました
すごい 集中力で マスターされた タップダンスと 声量たっぷりの 歌声に魅了されました
野口 五郎さん が 「坂本龍馬」を 観劇され 楽屋に 行かれた時
秀樹は 五郎さんに
「五郎 俺は 西城秀樹だから 何をやっても 西城秀樹なんだよ」と
仰ったそうです
その時 五郎さんは 「えっ？ そうか そういう考え方もあるのか」と
感心されたそうです
共演者の 雪村 いづみさんにも 可愛がられて 秀樹の 素晴らしい人柄故の事と
思います