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『たまんば』の独り言

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あけましておめでとうございます。

昨年は忙しい毎日が続いたまま怒涛の年末進行からの年明け18名来客の食事を捌きつつぶっ倒れそうになりながらやっと本日ゆっくりしております。

本当は一日中ごろごろとしてたいなぁと思いつつ旦那さんと初詣に。



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3日になっても人多いし。



今年は長男の高校受験ゆえ念入りにお参りしてきました。
(神頼みも大事。すがれるものは何にでもすがる。どうにか都立合格してくださいー)



ひっそりと独り言のように綴っているブログですが今年はドドーンといろんな方の扉を叩いてみようというのが今年の抱負です。





本年もよろしくお願いいたします。

2013.1.3 たまんば


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長男と三者面談の帰り道。ほんのすこし遠回りをして通っていた小学校の前まで行ってみた。

懐かしいねえ。卒業の半年前に建て変わってしまったけど長男にとっては母校は母校。

担任の先生方はみんな移動しちゃったんだって、とか昔話やらしていたら突然「ゴンッ」という鈍い音が。

驚いて振り向くとランドセルを背負った小さい男の子がうつ伏せに倒れていた。

慌てて駆け寄り抱き起こすと額からダラダラと出血。
男の子の足元でゆらゆら揺れている車止めのチェーンを見て一瞬で転んだ状況を把握。

小学生の男の子なら皆やるわな…。

大声で泣き出した彼をなるべく動かさないように横に抱きかかえ見回すと校門の向こうで落ち葉掃除をしている先生らしき男性が目に入った。

「すみません!助けてくださあい!」と大声で叫んで呼び状況を説明すると先生は「保健の先生呼んできます。」と走って言った。

保健の先生を待っている間血だらけで泣く男の子に「痛かったね。でも大丈夫だよ。」と声をかけながら長男とティッシュで顔の血を拭いていた。

ほどなく保健の先生達が走って来て再び状況を説明。頭を強くうっていることは念を押した。

「わかりました。とりあえず保健室へ…。お母さんですか?」

いえ。通りすがりのものです。



状況が気になりつつも、まだ黄色いカバーのかかったランドセルをもう一人の先生に預け男の子が保健室へ運ばれていくのを見送った。

ふと周りを見ると同じように途方にくれた黄色いカバーのランドセルの小学生軍団が20人程いた。

「はーい。お友達は保健室で先生に診てもらうから、もう大丈夫だよー。気をつけて帰りなさーい。」と声をかけるとだんだん集団は崩れ、まだグダグダと遊んでいた男の子達もしっかりものらしい女の子達に「帰るよっ!」と怒鳴られ帰っていった。



どうか彼が軽傷で済んでいますように…と祈りながらコートについてしまった赤い染みを洗う。



長男も同じようなことがあったなあ。


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時が過ぎ場所も変わり、でも見ているだけの自分に腹がたって悔しい。

何もない自分を恨んでも仕方がない。



これがワタシ



情けないワタシを認めるぐらいは大人になったと思っていたのに…。



がんばれワタシ



あ゛ーもう。いじけた独り言が虚しいわっ。