他人のモノサシを内面化し頭の中がゴチャゴチャしてしまって、長年苦しんでいました。
そういうことってありませんか?
私は脳内に他者がいて、その他者がたくさん話しかけてきて、それに対して返信をし続けていることがデフォルトになっていました。
(ここでの他者は、メンターや未来の他者ではなく、現状や過去の他者です。)
内在化された他者との会話・やりとりは夢にも多く、気分の悪い目覚めとなる日が多くありました。
この状況がある時変化し、静かな世界に入ることができました。
きっかけは些細でした。
ある日の早朝、寝惚け眼でふとある気功のワークをした時、世界が一変しました。
身体の奥から力が抜け、ベッドに沈み込むほどの安堵が押し寄せました。
その瞬間、何年も私を追いかけてきた「他者の声」がふっと消えたのです。
人間の脳内には他者がいる(デフォルト)
私は脳内に他者がいて、その他者がたくさん話しかけてきて、それに対して返信をし続けていることがデフォルトになっていました。
と冒頭で記しましたが、
脳内に他者がいることは人間の脳の仕組みであるようです。
苫米地博士もこの前の動画でも仰っていました。
以下は該当箇所の文字起こし(筆者太字)です。
ありとあらゆる脳内情報処理の後ろに隠れた相手の人間がいるって俺はずっと認識してやってるっていうことね。
(中略)
だから人はなぜ気にしてしまうのかっていう質問があったんだけど、それは周りに人がいるから。
人がいなければ感情になったり物事を気にしたりしないの。
(中略)
人間は社会の中でのみ嬉しいのね。
私たちが苦しんだり悩んだり喜んだりするのは全て誰か人間がいるっていう大前提だっていうことね。
(中略)
全ての私の情動は必ず人間がどっかで関わっている。
でも一方でその人間も実は皆さんの脳内の存在でしかないんですよってことね。
苫米地英人の銀河系アカデミアより。
この動画では、「抽象度っていうのはただの概念ではなく、利他性であること」や、
「他者を気にする(受け身)」から「他者を気にかける(能動的)」へ転換しましょう、
「物理でリアルにやるには知識が大量に必要」
という話がされていて必聴です。
ただ、この記事では他者を気にしてしまう部分の話を展開します。
他者から脳内で話しかけられる言葉が頭のゴミになっていた
「他者からどう思われるか」が気になり、その事によって生まれた脳内の仮想の他者と話し続けていました。
そして基本的な対話パターンとしては、
「何かネガティブなことを言われ、その意見に対して反論する」という反応が主でした。
反論して、反論されて、脳内が言葉で膨れ上がっていきます。
まさに、頭のゴミです。
苫米地博士の『頭のゴミを捨てれば、脳は一瞬で目覚める』から、少し長めですが引用します。
・他人のモノサシ、
・言葉による思考の弊害としてのシリアル思考(超並列思考になっていない)
について書かれている箇所です。
「重要だ」というその判断基準さえも、私たちは外部の他者からインプットされているのです。
例えば、初対面の人と話していて、相手の年齢がつい気になって、「おいくつですか?」などと聞いてしまうのなら、その人の頭の中には他人を計る重要なモノサシとして「年齢」が刷り込まれているのです。
頭をクリアにしたいなら、 他人のモノサシというゴミを捨てねばなりません。
欲しい! と思って買った物なのに、買って手にしてみると大して嬉しくない。使わないままに放置されているものが溢れている
それが刷り込みの結果です。 他者からの刷り込みをもとに思考し、行動し、その結果で頭の中をモヤモヤでいっぱいにする。私たちはそれをくり返しているのです。
私たちの頭がスッキリしていないのは、私たちが「他人でいっぱい」だからです。
頭に詰め込まれた「他人」が、あなたの本来のエネルギーと能力をブロックしているのです。
自分が他人にどう見られているかというのも、頭のモヤモヤをつくりだすもとです。
周囲の目を気にして、自分が正しいと思うことも、自分がやりたいこともできない。反対に、周囲の目を気にして、周囲にウケがいいように、他人が望んでいることをしてしまう。
ここで理解してほしいのは、「自分は他人の目にこんなふうに映っているんだろうなあ」というイメージは、あなた自身がつくりだしているということです。
(〜〜「言葉による思考の弊害」〜〜)
「A から一気に D へ行く」
これが、頭がいい人の思考法の秘密であり、天才的なひらめきを生む秘訣です。
本当に頭のいい人は 1 秒で答えを出し、そうではない人は何百時間も考えA → B → C と順を追って考え、 B や C で行き詰まります。
例えば、「自分は X がいいと思ったんだけど、部長に Y がいいと言われた。部長が Y がいいと言った理由を仮に Z だとすると、 Z と Y は矛盾してるよなあ。どうすりゃいいんだ?」といった具合です。
言語による思考も、 「今日の晩は何を食べよう? →昼にとんこつラーメンを食べたな。→だから夜はさっぱりしたものを食べよう」 というように、順番に、直線的に展開していきます。
ところが、現実の事象は、順番に直線的になど展開しません。
一つの事象の中のいくつもの要素が絡み合いながら一挙に展開し、刻一刻と変化し、それと同時に他の事象とも絡み合って相互作用しながら進みます。
「考えていると頭がゴチャゴチャしてきて、考えるのが嫌になる……」 という場合は、順を追って直線的に考えていることがネックになってしまっているのです。
苫米地英人著 『頭のゴミを捨てれば、脳は一瞬で目覚める』より引用。 引用者太字、注釈
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書いてあるとおりで、
他者のモノサシと、生起される言葉が反論を生み、さらに言葉の生成を促し……
脳がいっぱいになることが多かったです。
言葉ではなくイメージや身体で情報空間にいること(無念無想)も、
気功を通してできるようになってきていますが、
脳内で他者に話しかけられ反論するパターンはまだこびり付いていました。
転機(久しぶりのSP結界)
それがある日の早朝、
寝惚け眼(ねぼけまなこ)でふとSP結界を張った時に、激変しました。
SP結界とは、ボディガードを四隅に配置する気功です。
まといのばブログで美男美女結界のカラクリについて書かれている箇所を引用します。
(SP結界の記載が検索で見つからなかったため)
我々の脳の機能の一つに「情報と物理の区別がつかない」というものがあります。想像と現実の区別がつかないのです。「なんとポンコツな!」と思うかも知れません。そして初学者向けには「脳はポンコツなんです!」と話します(現実にはポンコツなのは理論の方)。だから、眼の前にあるレモンと、想像したレモンの区別がつかず、どちらも唾液が出ます!
これをうまく利用すると、「成長するためには環境を変えなくてはいけない」というテーゼをハッキングして、わざわざ物理的環境をがんばって変えなくても、想像だけで環境を変えることができます。
これが美男美女結界などのカラクリです。自分の周囲に成功した人を配置したり、自分が成功した空間にいることを臨場感を上げて想像できれば、その想像上のリアルな環境とホメオスタシス同調しているうちに成功体質になってしまうのです(成功が加速します。環境に適応して)。
(まといのばブログより。引用者により太字、改行)
SP結界は、美男美女ではなくSP(ボディーガード)を置くというものです。
シュンさんのyoutube動画(該当見つかりません⋯見付けたら追記します)で知り、
逃走中の黒服サングラス男(『逃走中』のイメージ)を置くやり方が臨場感が湧いて使うようになりました。
蟲や邪気よりも対人間に対して守られている感が好きで、
より強そうなボディガードを置くように変えてやっていました。
しかし最近はご無沙汰でした。
どう激変したか
今回、SP結界(自分が思う抽象度的に最強の人4人 version)を張った瞬間、
身体の内側から今までにないくらい緩み、ベッドの上で腰を抜かす勢いで沈み込みました。
途方もない安心感につつまれました。
ふわふわした温かい気持ちに胸が満たされました。
何年ぶりなんだろう、というほどに過去に例がない安心感です。
すとんと憑き物がおちました。
仰向けでしばらく起き上がれなくなりました。
外から去来してくる、過去に起因する不安や恐怖、過去や現状の関係性の中の人間に言われる言葉が、
最強SP結界を通る際に見えなくなるくらいに萎み、地面に落ちるような感覚です。
外のものを跳ね返すや遮断というより、抽象度の高い空間の中で、低いものが力を失う体感です。
そんな程度の悩みや意見は余裕で解決されるので大丈夫、些細なことだ、となりました。
だってこの4人が付いているのだから、と。
これによって他者の目が消えました。他者の言葉が消えていきました。
飛んできたものに対して、わざわざがっぷり四つに組み合うようなことがなくなりました。
細かい恐怖や不安が消えていき、逆にそれらが全身を気付かないうちに蝕み、慢性的な緊張があったのだなぁと気付きました。
そして、最強SP結界(ネーミングが安逸ですがこれがしっくりきてしまっています😅)を張ったまま生活を送っての変化もありました。
いつも守ってくれている四獣の雰囲気が変わりました。
雄々しく攻撃的な感じ(雄叫びを上げ、活動的)から、どっしり・悠然と構えるようになりました。
フィードバックとしての身体の緩みの深さも向上しています。
気の雰囲気が変わりました。
滝のような轟音ではなく、研ぎ澄まされた静けさの流れになっています。
窓の外に張っている富士山から入り込む龍脈の質感が異なるものになっており、繊細で優しい気持ちよさに変わりました。
大きな変化だと思った一つが、
外から入ってきたものと戦う必要がなくなると、自然と内に意識が向かうようになったこと
です。
外部から入ってくるものに対して割かれていたエネルギーが内側に向かいだした、ということかと思います。
それも外へのピリピリした攻撃態勢ではなく、外に対して安心感を持ったうえでの内側への穏やかな眼差しです。
エネルギーの質が転化しています。
そして、内部に他者の目から自分を隠蔽する戦略が染み付いていることに気が付きました。
しかし、他者の目が気にならなくなると、わざわざ色んなことを隠さなくても良いなと思ってきました。
露出趣味でもなければ全部出すということが良いとは思ってはいませんが、
少なくとも、自分に対しては全く隠す必要がなくなったと感じています。
前に記事にした都市化による寂しさ・孤独という社会洗脳が拗れて生まれたと考えられる過去の生存戦略、
「何が何でも自分を隠さなくては(嫌われる、排斥される)!」は剥がれていっています。
自己受容が進んだと認識しています。
外から入ってくるモノサシで言えば、森野さんがブログで書かれていたことが気になっていて、それも今回の結実、結晶化に影響を頂いたと思います。
以下、引用します。
「他者」だけが、僕たちを変えてくれます。
個人的な話をすると、本家でお馴染みのプルーストは僕にとって大事な「他者」の一人でした。
(略)
ずっと小説を書きたいと思って試行錯誤していたのですが、10年以上書きあぐねていました。才能ないんだなと諦めていたのですが、ある日ふと本棚に眠っていたプルーストの「失われた時を求めて」を読み始めました。
「失われた時を求めて」というと20世紀最大の小説と称されますが、実際読んでみると、家族のことや神話や宗教、芸術や恋愛、サロンの人間関係やドレフェス事件などの時事ネタを主人公である「私」の視点から書き留めていったものだとわかります。
それを読み続けて不遜ながら思ったのが、今こうして日々書いているブログと同じではないかということです。
もちろん抽象度や文体といった違いは大いにありますが、やっていること(行為)はそんなに変わらないのではないかと思った瞬間に、呪縛が解けて、今書いているブログこそが自分の小説なのだと思い、一気に楽になりました。また念の為にメンターに報告したら、「その通り」といった旨のお返事をいただきました。
プルーストという「他者」が出版や文学賞や書籍というカタチに囚われていた僕の呪いを解いてくれました。
そういえばそもそも本のない時代から僕たちは物語を物語ってきました。歌って踊るように。
(TMダイエットブログより。引用者太字)
また、村上春樹さんの『職業としての小説家』を読み進めており、そちらからも他者の視点というものに疑義をもっていたところでした。
村上春樹さんは芥川賞を受賞しなかったことについて世間の人が話題にし、慰めてくるという文脈から話されていました。
ときどき世間の人はどうしてこんなに芥川賞のことばかり気にするんだろうと不思議に思うことがあります。
(略)
僕が真剣に案じるのは、僕自身がそのたち(※本好きの人たち)に向けてどのような作品を提供していけるかという問題だけです。それ以外のものごとはあくまで周辺的な事象に過ぎません。
(略)
(※審査員を務めないことが社会責任の放棄に当たるのではという文脈で)
作家にとって何より大事な責務は、少しでも質の高い作品を書き続け、読者に提供することです。僕はいちおう現役の作家だし、言い換えれば未だ発展途上にある作家です。今自分がなにをしているのか、これから何をすれば良いのか、それをまだ手探りで探す立場にある人間です。文学という、いわば戦場の最前線で、生身で切り結んでいる状態の人間です。そこで生き残り、なおかつ前に進んでいくこと、それが僕に与えられた課題(タスク)です。
他人の作品を客観的な視点で読んで評価し、責任を持って推奨したり、あるいは却下したりする作業は、現在の僕の仕事の範囲には入っていない。真剣にやれば――もちろんやるからには真剣にやるしかないわけですが――少なからぬ時間とエネルギーが要求されます。そしてそれは、自分の仕事に割く時間とエネルギーが奪われることを意味します。
(村上春樹著 職業としての小説家より引用。 引用者太字、改行、注釈)
村上春樹さんの生き方が伝わってきます。
どの章も学びになります。
書くことが大事なヒーラーとしても。
フォーカスを間違えないようにしていきたいです。
大きな変化2つ目が、
SPに委ねることで心底安心するという体験からの、自力信仰へのRゆらぎ
です。
「自力で解決しなきゃ」(自力でできることは現状の内側)
「他者に依存する精神性になってしまう」(これは他力と依存が区別できていない)
といったセルフトークが消えていきました。
解毒、陰宅風水を9、10月と進めてきて、実際に父親はじめとした家族との関係性も変わっていったことは過去記事に書いてきました。
その中で、
ハイパーラポールを持つ権威者に対しての「必ずどこかで裏切られる」という疑いというか確信が脱洗脳されていったことが、
今回のSP結界での変化に寄与したのではないかと考えています。
無駄な警戒心がなくなり、SPに安心して委ねることができたということです。
逆にそれまでは、
同じ最強SP結界を張っていたとて、配置したSPに対しての信頼がなかったです。
自分で配置しておいて、味方だと思っていなかったです。
私が親や先生といった権威者になる存在とトラブルを起こしてきた経験や、
社会に出てからもトップの寝首をかく腹心という構図を見てきて、
世界観が固定されてしまってました。
(「裏切りは想定内で」という話もあるのでしょうが、自分が結界や式神として使役しているものに対しても裏切られると思って味方と感じていないのは、やりすぎだったと思います。)
その世界観が解毒・陰宅風水で変化したからこその、今回の変化だったと思います。
そもそも現状の人類ではハイエフィカシーな場所は多くないでしょうから、
(普通に生まれたらドリームキラーに囲まれている可能性のほうが高い)
コーチング、ヒーリングに出会う前に学んだことは全てunlearningする(脱洗脳する)のがいい、
ということですね。
まあ、それはともかく、ゴール達成のコツはとてもシンプルです。
2つです。
2つしかありません。
いや、正確には付帯条項がいくつかつきますが、原則はシンプルです。
(略)
1.すでに達成したかのように振る舞う
2.周りの言うことを聞かない
(略)
2番目も重要です。
これも繰り返し言われすぎて、耳にタコができているでしょう。
言い換えれば、ドリームキラーということです。
特に近しい人、親しい人がドリームキラーとなります。
これは別に悪意でも、嫉妬でも、足を引っ張りたいでもなく(そういう場合も多々あるでしょうが)、単にホメオスタシスです。現状を延長させようとする慣性力が情報空間にも働くだけです。
ですので、周りの人の言うことを聞いてはいけないのですが、どんな原則にも例外があります。
ただしすでに自分がゴールとしていることを達成している人達の言うことは聞く
です。
たとえば、お金持ちになりたいと思ったら、お金持ちの言うことを聞く、ということです。
ヒーラーとなりたいのであれば、ヒーラーの先達の言うことを聞きましょう。
コーチなら、コーチの、ダンサーならダンサーの先達の言うことは聞きましょう。
彼らにとっては、あなたが夢だと思っていることは、単なる現状ですし、あなたがそれを実現することは超簡単だと思っています。
で、超簡単なのに、それが実現できない理由も手に取るように分かっています。
そして、その理由を外す方法も見えていることが多々あります。
でも、聞かないんです(T_T)。
(まといのばブログより。引用者太字)
親切心から論理的・理性的に否定してくるドリームキラーではなく、
メンター・ヒーラー・コーチ・「自分が達成したいと思っているゴールを達成している人」の声だけを聞いていきます。
そして、自分の内側に目を向けられるようになり、新たな展開が生まれていきそうです。
次々と疑問や問いも出てきているので、次の世界へ行きます!
読んで頂き、誠にありがとうございました。
ご感想や質問、これやってほしい!、といったお話はいつも通り、↓に設置した公式LINEからお願いします。
では、失礼します。
Hare
(一人一宇宙)自己肯定感を上げるワーク
一人一宇宙への体感が変わっていくのを感じていたところで、Risakiさんのブログでワークが紹介されているのを発見!
(引用しようと思ったのですが簡潔でまとまっており、そのまま全文読んでください)
やってみます!
(システム1の世界観が切り替わらないと生き方は変わらない。システム1の世界観を変えるためには頭の中で終わらせずに手や身体を使ったワークが大事だと、実感する日々です😂)
公式ラインへのお誘い
ビリヤニ スパイスと米の芸術
香りも色彩も味も食感も楽しんでいます!
完成後、蓋を開けた時にふわっと出てくるスパイスと具材の香りを嗅ぐ瞬間が至福です🥰
ベジタリアン食を基本にしてますが、
ビリヤニの際は卵、乳製品、魚、鶏肉は解禁してます。
(ネット通販またはインド食材屋で)スパイスさえ手に入ればこの本のレシピで比較的簡単で時短で美味しくできます。











