戻ってきましたー。
なんだかんだで、3度目ましてのカトマンズ。
ポカラを出発したバスは、カトマンズから乗った場所と同じ場所に停まりました。
1つ手前の停留所で降りて行ったスワラは、
「このバスの最終到着場所は、タメルから歩いて5分だから、タクシーは乗るなよ！」
と、アドバイスをしていってくれました。
スワラ、短い時間だったけど、色々気にかけてくれてありがとう。握手をしてお別れしました。
この途上国のバスの到着場所って、とんでもない所で降ろされたりするから、
途中の景色を楽しんでいる時はいいけど、街に近づくとかなりそわそわします。
東南アジアの長距離バス到着場所には、かなり困らされました。
ここどこ状態で、おろおろしたり、悪徳ドライバーにイライラさせられた事も、
一度や二度じゃなかったし。
ネパールはその点、意地悪じゃないな。
さて、降りるか。
ところで、山歩きとトレッキングのせいで、足の筋肉＆関節痛がやばいです。
朝も痛かったけど、バスの狭い座席間にいたせいか、痛みは増しているのです。
バックパッカーデビューした時、帰国した後バックパックの重さにすっかりやられていたらしく、
10分くらいしか歩けなくなり、膝が激痛状態でしばらく苦しみました。
南米旅の後も、実はなんか重さが腰に来てたみたいで、一週間通院してたのです。
しかし、これは人生2度目の最悪筋肉痛！
小学校の頃、リレー選手に選ばれてしまい、嫌々練習してたんですけど、
もう一人の選ばれた子が熱血バカで、もう筋肉痛最高潮で無理！って言ってんのに、
「サヨちゃんがさぼってまーす！」って無理矢理練習させられて、放課後逃げ帰ったの思い出しました。
いやもう、記憶に残ってる中ではあれ以来の酷い筋肉痛。
ポカラで絶対トレッキングしようと、ジムに週4で通って頑張ったのに。
予想以上だったってことだな。
もはや、バスのステップを降りるのも、叫びたくなるくらいの激痛。
預けてた荷物を受け取って、バックパック投げたくなるくらいの重さ。
もう、歩き方はロボットみたいになってるし、そんな自分に笑っちゃうし、
相変わらずタクシードライバー達は、タメル遠いから乗れって声かけてくるし、
夕方で交通量はピークで、かと言って立ち止まるともう歩けなくなるくらいの痛みだし。
しかも、今日の宿、予約サイトで予約したんですけど、クチコミにあった通り、場所がわかりにくくて、
ｍａｐｓ．ｍｅの示した場所は間違ってるし、道は行き止まりだしで、
何人かのネパール人に聞きながら、裏道っぽい道を歩いて行ってやっと到着しました。
タメルに再び戻ってきてつくづく感じたのは、やっぱポカラって綺麗だったなーってことです。
本当は、最初に泊まってた宿、ホテルトラベラーズホームで、戻ってくるからと予約しようとしたんだけど、
なんか胡散臭かったし、その予感はまんまと当たって裏切られたので、
予約しなくて良かったです。
で、ポカラから帰って来た私が選んだ宿は、
ホテル ポカラピース ※写真は夜に撮ったものです
はい。ここは、カトマンズですが、ポカラ再びです。
特に名前で選んだわけじゃないんだけど、これまた呼ばれたとしか思えない、
忘れたくない思い出が、出来ることとなるのです。
出迎えてくれたのは、従業員のフレンドリーな男の子達と、
これまた日本語ペラペラのネパール人オーナー、ラジュさん。
この後、ラジュさんとは、すっごい仲良しになり、毎日ＬＩＮEをくれるほどになるんだけど、
この時は、まだまだ、すっかり疑心暗鬼になったネパール人オーナーに、
決して油断しまいと、従業員の男の子達にばっかり話しかけていました。
ポカラのＲ＆Ｒゲストハウスのオーナーみたいな人の方が絶対珍しいんだ。と、自分に言い聞かせて。
ひとまず、部屋を案内してもらったけど、シングルルームが空いていないとの事で、
通されたのはツインルーム。
ピンクの可愛い部屋ですねー。
ツインルームに案内されると、いつも気分転換で翌日なんかは、
もう一つのベッド側で寝てみようかなって思うんだけど、
なんか悪い気がして出来ずに、最終日まで律儀に片側だけ使い続けるって言う、
真面目なジャパニーズです。
ちなみにすぐ出かけるつもりだったので、案内されたまま鍵かけずに荷物整理してたら、
隣りの部屋の宿泊客がドアを開けて入ってこようとして、かなりびっくりしました。
私を見てすぐに間違えたって気付いたみたいだけど。
鍵をかけなかった私も悪いけど、こういうタイミングやら何やらで、
部屋を間違えて扉あけられたり、ドアノブガチャガチャされたりすることに結構遭遇して来たけど、
あの人達は、部屋番号確認とかしないのか、鍵を開けて入らないのかとかなり疑問。
仕事とかどうしてんだろ。きっと、あの人達はミスだらけだろうな。
まぁ、いいや。お腹空いたから出かけましょう！
相変わらず戻って来たカトマンズも寒過ぎて、とにかく暖をとりたいのです。
下に降りてフロントを通ったら、ラジュさんが居て、どこに行くのー？と聞いてくれました。
「ごはん食べに！」
「お店はわかりますか？」
「はい。もうカトマンズ3回目なんで。」
「そう。良かった！」 にこにこ
あれ？もしかして、この人いい人？
どこに行くか聞いてくれて、知ってるかどうか聞いてくれる宿の人は、
私の中で、いい人っていうジンクスがあるのです。
で、そういう人達って決まっておしつけみたいなことしない。
いやいや、だからと言って気を許したらまた騙されてがっかりするかもな。
と、この時はまだ、失礼にもラジュさんには一切心を開いていませんでした。
ラジュさん、にこにこして送り出してくれたのに。
さて、カトマンズに戻ってきたら、行ってみたかったお店に行く事にしました。
ギリンチェ チベタンレストラン
チベット料理は、ポカラで散々食べたけど、
本当は最初のカトマンズに居るうちに、ここのチベット料理屋さんに行ってみたかったのです。
やっぱり、温かい麺料理がやっぱり食べたくて迷うことなく今度はここに来ました。
カビン、ごめん。
店内は明るくていい感じで、店員さんの男の子達も凄くフレンドリーでニコニコしてて、いい感じ。
何より！
なんとこのお店にはストーブがあるんですよ！！
これ、本当に凄い事で、宿のフロントなんかにも（私レベルのゲストハウスは）、
ストーブを置いてあるところなんて、見たことないし、
ポカラでも、入った料理店は、どこも置いてなかったから、これってかなり凄い。
当たり前だけど、宿の部屋のなかよりもあったかい。
はああー、もはや椅子でも床でもいいんで、ここで寝泊まりしたいんですけど！
そんな事を半ば本気で思いながら、思わずほのかに温まった木の机につっぷして暖をもらってると、
店員の男の子が笑いながら、注文をとりに来てくれました。
ってことで、今日の私の夕飯。
モモとタントゥクとレモンティー。
しかし、やっぱりカトマンズは安いなぁー。
ポカラでは、”ゴハン！”のおじいちゃんのお店以外はそんなに安くなかったから、
カトマンズの物価がすっごい安く感じる。これ全部で、450ルピー（440円くらい）
チベット版モモは、餃子と同じ形で、しかもここのモモ、激ウマ！
タントゥクは、ポカラのお店の方が美味しかったけど、でも優しい味で温まります。
いやもう、本当に美味しくて、これ一人で全部食べたよね。
旅に出ると、時々お店に入りにくかったりして、しっかり食べない続きの事もあるけど、
ネパールでは本当に、どこのお店も歓迎してくれて、へっちゃらでした。
本当にいい国だ。
ちなみに、ゴロー丸のお土産用に買ったゴアテックスが、かなりあったかくて、
一回着たら手放せなくなったくらいあったかいんですけど。
これやっぱ、本物なのかなぁ？わかんないけど、ネパールで寒いなら絶対おすすめ。
自分のも欲しいけど、何せ一人旅。荷物が既にやばいんですよ。
この旅最後のカトマンズでは、更に買い物しまくる予定です。
そして、フレンドリーな店員さんに、また明日ね、と挨拶して、泣く泣くストーブを後にしました。
帰りにコンビニでクッキーとラプシーの実を買って帰ります。
旅でのクッキーは本当に重宝します。明日はまた、新しい町を束の間、旅する予定なのです。
宿に戻って、フロントで毛布をお願いして借りました。
でもやっぱり部屋の中は寒くて、毛布もちょっと薄いんで、
ポカラの宿のふわふわ毛布が恋しくなります。
ヒートテックにパジャマ用のＴシャツを着て、更にパーカーを着こんでベッドに入ります。
そこにトラベルシーツを入れ込んで、もぐって寝ます。
結局最後まで寒い寒いって言ってたけど、そんな冬のネパールの旅もあと少し。
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☆新しい記事は、ポカラ レイクサイドから日本妙法寺へのトレッキングまとめ です。
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