「2012」 2009年アメリカ映画

 

★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)


監督 ローランド・エメリッヒ

出演者 ジョン・キューザック  キウェテル・イジョフォー  アマンダ・ピート  オリヴァー・プラット


2012年マヤの予言どおり太陽のフレア現象により、地球の核がどんどん高温になっていく。
地上では地震がおき、地殻変動が各所で起こり始める。
大津波、噴火、文明の破滅が始まる。
各国は国民には秘密で大型船舶の建設を行い、一部の限られた人々のみ救うという作戦に出る。
そんな中、ある一人の作家が事態に気づき、家族を救おうと奔走する。

 

 

<ネタばれあるので注意>


映像はすごく綺麗やったわ。
CGが本物と区別つかない。
ほんとにビルが崩壊し、大津波が来てる感じ。
大画面で見たら迫力やろねぇ。

 

2012

 

けどさ!!!
なんか自分勝手な人ばっかり出てきてないか??
主人公たちだって自分たちだけ助かりたくて必死やん。
他の人に警告とか(する暇はなかったけども)、そういうの一切ないし。
大統領が地球と一緒に死を選ぶのもさ、自分勝手やんか。
…泣いたけど。

結局国は地球滅亡を知っていて、重要人物を乗せるための船を建設していたと。
でもそれは一般市民には知らされていない。
建築費用を出したお金持ちとか、政府高官とかそういう人を乗せるための船。

乗船途中で地震や津波が来てしまったから、あわてて人々を全員乗せるったってさ、結局お金払った大金持ちだけやん。
あの場に居た人々ね。
作業員もちょっとはいたけどさ。
全人類を見捨てておいて、自分たちだけ助かってハッピーエンドって!!ありえんやろ!!
…ま、ちょっと泣いたけど。

おまけに船のハッチが閉まらなくなって主人公が水に潜って直すけど、あれって自分たちが密航したせいやろが!
それを救ったからってヒーロー扱いかよ。ありえん。
自分たちが密航しなければ壊れることはなかったのに。
自分らで壊して自分らで直す…と。
それで乗船権利を得るっていうのはずるいんちゃうやろか。
…でも、泣いたけど。

主人公たちが助かるのもあまりにも全部運まかせで、ちょっとひくね。
…子供助かって泣いたけど。

おまけに、いらん人物(パイロット、実業家(ギャングっぽい)の愛人、主人公の妻の再婚相手)は全部死なせるなんてひどいわ。
主人公一家だけ助かってハッピーエンドて!!
一緒に逃げてきた人たち死んでるし!
良かった良かった…で普通済むかな??

なんか、もひとつ胸を打たない映画やったね。
ただ映像は綺麗し、ホントに地震起きたみたいやし、怖かったわ。
助かるとわかっててもどきどきはらはらしたし。
まぁでも結局人類全部を助けるつもりはさらさらないわけで、一部の人だけ助かればいいという映画には違いない。

いつか本当に世界の終わりが来るかもねぇ。
でもできれば私の娘が生きている間には地球に滅ばないで頂きたい。
あ、私もものすご自分勝手…。

 

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防災意識を持たなきゃね