もしも 親が❗シリーズ 死んだら編 3 | 腹ペコはらぽん、参上‼️

腹ペコはらぽん、参上‼️

刺繡アーティストです。
ハーダンガー、ブラックワーク、クロスステッチ、フランス刺繍をライフワークに。色々コンテストで佳作、銅賞、入選経験あり。2024年6月、六本木の国立新美術館の日仏現代国際美術展にて、モダンアート刺繍絵「楽」が初入選。食い道楽でもあります。

前回に続き…

死んだら編として大きな問題かと。

相続…これが一番面倒な手続きかと。


特にあなた以外の相続人(兄弟、兄妹、姉弟、姉妹と)がいた場合、

相続の取り分で揉めることも。








慎重に進めなければなりません。


相続は親御さんが死んだら

必ずしなければならないこと。


もし、親御さんに借金等の理由で

相続放棄したいのなら、

相続開始を知った時から3ヶ月以内に

家裁に申し出て手続きが必要。

3ヶ月と短い期間なので、

これを過ぎるとそれだけ放棄はできず、

あなたも相続することになります。


先ずは親御さんの財産が

どのくらいあるかの確認から。

親御さんの銀行預金、

株式投資や投資信託、

生命保険など、

家の資産価値、

宝石等々と。

法定相続人全てで分ける。

コレも状況によっては

揉めることも。



先ずは相続人の確定のため

親御さんの原戸籍の取り寄せから。

腹戸籍とは?

親御さんが生まれてから

亡くなるまでの戸籍全て(これが原戸籍)を

役所から取り寄せます。

親御さんが引っ越しや結婚、転勤などで

戸籍が何回も変えてると

結構面倒な手続きです。


おそらくはあなたは

親御さんの戸籍、死んだ時の戸籍なら

わかると思うので

(大抵は親御さんの死んだ時の住所を戸籍登録してたり、親御さんの実家の住所が戸籍登録してる場合が殆どかと。

また、戸籍は日本中何処にでも設定できるので、例えば皇居の住所でもかまわない訳で。)


それを取り寄せて、

その戸籍より事前の戸籍と

過去へと過去へと戸籍を追う作業

になります。


私のケース、5、6枚の戸籍を

戸籍のある役所へ連絡して

郵送でのお取り寄せ。

その時の費用は15年程前でしたが

費用分の郵送小切手を郵便局で購入し

それを戸籍のある役所へ送付。


原戸籍が揃わないと

法定相続人が確定しないので。

親御さんの銀行預金、保険、株式、投資信託、不動産(家や賃貸経営の建物)などを相続するには、

原戸籍と

法定相続人全て(きょうだい分)の

戸籍謄本と実印と印鑑証明書が必要。


なので、実印を作って(三文判ではダメ、大きめのちゃんとした印鑑)用意し

あなたの住所のある役所での印鑑登録。


印鑑証明カード(コレで印鑑証明書を発行して貰えます)と

印鑑証明書を。

相続では実印を押印する場面が

多々あります。


銀行、証券会社、保険会社等は

法定相続人全ての戸籍謄本と

親御さんの原戸籍、実印、

あなたの振り込み口座を提示して

相続金額を振り込んで貰うことで

ことが済むと思います。


不動産の相続には名義変更が必要。

これも法定相続人全ての戸籍謄本等の書類の用意が。

そして新たな不動産の登記の為

プロの用意司法書士にお願いすることに。


相続開始から4ヶ月以内に、

生前親御さんが事業等での収入があったら

準確定申告も必要。


ここはプロの税理士に頼むとよいかと。

準確定申告をしなくてもよい場合でも

翌年に相続税の支払いがきます。


ここまで終われば、

家を相続し、あなたが住むのなら、

リフォームとかも。


あなたが賃貸経営するなら、

それもリフォームなど。

また、家を手放す場合

家を売却も、

こんな世の中では希望価格での

取り引きは難しいかと。



ここまで

相続に関することを

紹介しました。