アンネ・フランク

テーマ:
絵本 アンネ・フランク/あすなろ書房
¥1,575
Amazon.co.jp


『アンネの日記』を読もうと思ったら、思いのほか長いので、こちらの絵本を借りてきました。


*******


アンネ・フランクは幼いころから大変利発な少女でした。しかし時代は残酷です。ユダヤ人狩りが始まり、家族はオランダに逃げます。


しかしそこでもナチスによる迫害を避けるため、結局は支援者の家の屋根裏で2年間にわたる隠遁生活を送ったのち、ついに家族もろとも見つかってしまいました。


そして父親とは別の収容所に母と姉とともに送られ、大変不衛生な場所でチフスに罹り亡くなってしまったのです。アンネは15歳でした。


屋根裏に残されたアンネの日記を保存していた支援者は、奇跡的に戦後収容所から戻ったアンネの父にその日記を渡しました。


若いみずみずしい命が失われた悲劇を忘れないために、父親は日記を出版しました。


絶望的な状況にあっても希望を失わずに生きたアンネのことを、簡単に、しかし感慨深く伝えてくれるこの本は、大変優れた本だと私は思います。