匂う女 | らせん美インストラクターはらまき理恵子の健康美

らせん美インストラクターはらまき理恵子の健康美

ダンサー、女優として色んな舞台を踏ませてもらってます!
らせん美アドバンスインストラクターに
認定されました!

ヘアメイク着付け、華道もしてました❤

たくさんのこと経験しながら
国内外色んなところで活動♪

★レッスンしてます
詳しくはブログで!

よく行く地元のお店で
先日友達と
Lunchをしていたら

とってもよく
お話をしてくれる
おじいさんに出会いました。

お店の人が言うには
ちょっと有名な
歯医者さんだったらしく

今は、引退されて
のんびりと暮らしてらっしゃるとのこと。


昔の話などを聞かせてくれたり
冗談を言ったりしているうちに
のりぴーの話になり


ふと、女優さんとは!?


って話になりました。



『女優になる人と
そうでない人とは
何が違うかわかるかい?』


すると私の友達が

『でもさ、生まれ持ったものが違うしさー……』


遮るようにおじいさんは
続けた。


『文句を言う暇があったら
努力をしなさい。』



『女優さんになれる人ってのはね、
匂う女なんだょ。』


『匂う?』


『そう。近寄ったらいい匂いがしそうだなって、遠くからでも感じる女性。』


『華がある人ってこと?』

『そうとも言うね。
言い方は色々あるけど、
そういうこと。』


『どうやったら匂う女性になれるの?』


『生まれつき?』


首を振るおじいさん。


『努力してなれるものなの?』


『人には品ってものがあり
上品と下品ってあるだろ?
そしてその間には人間の品がある。

つまり、品っていうのは
上にも下にも行けて

それは人間の品、品格に
委ねられる。
だから、努力をするんだ』


とっても説得力があり
終始うなずきっぱなしで


『わかった!私努力する!』


って言ったら、おじいさんは優しい顔でこう言った。


『貴女からもほのかに匂うよ。』



思わず私の頬が緩んでしまった。


なんと、その気にさせるのが
上手な方なのでしょう。


がぜん、やる気になりました。
(笑)


しかもそのおじいさん、
頼まれたLunchには
手を付けず
終始おしゃべりを
してくれていました。


『ご飯はな、お金を出せばまた食べられる。
でもおまいさんたちと話せるこの時間は、今しかない。
ご飯を食べてる場合じゃなかったんだ。

今日はありがとう。』


そうおっしゃって
Lunchを包んで帰られた
おじいさん。


最近年齢を気にしていた私に神様が、

『年齢なんて、関係ない!
もっとがんばりなさい。』

と引き合わせてくれたのかもしれませんね。


ありがとうo(^-^)o