永遠の猟師1 | 山牙山鯨日記

山牙山鯨日記

甲斐犬サン猪犬への道(姿芸両全)

最近ふと、ある人のことを思うことが多く、ブログ(日記)に数回に分けて記録しょうと思います。その人物はN氏といい、年齢は60歳前半、「JEEP」に相棒達を乗せ日曜日の早朝の林道にて「流し猟」をよくしていました。犬達はN氏の一声で車に乗ったり降りたりし、初対面の人間には興味がないのか、吠えもせずただ、もくもくと狩り進む印象の4頭でした。その頃は、なんとなく見ていたけど今、思えば物凄くレベルの高い犬達だと思います。犬達とN氏の信頼関係、今流行りの言葉で「絆」が完璧だったんだなといまさらながらに痛感しています。私がN氏と初めて会ったのは約13年前、まだ犬は飼ってなく、渓流釣りにのめりこんでいた頃で、山女、岩魚を求めて山・渓流・沢を歩きまくっていた頃です。当然山の中も歩くことがあります。ある日4頭の犬達に出会いビックリした(腰抜かす)とき、N氏の一声でN氏のもとに犬達は集められ、N氏が「驚かしてごめんね」というようなことを言った記憶があります。正直犬達の気迫にビビりました。後にも先にもあの気迫以上の犬には会ったことがありません。