6月末日
この日はボッスのご友人の葬儀でした。
とても親交の深い友人だったそうで、ボッスは気合を入れて
送り出す供花を発注しました💐
芍薬やバラといった開花に時間がかかる花材は３日前に到着。
他の花材は制作当日（葬儀の前日）到着しました。
ボッスが大まかなアウトラインを決め
私はそれに沿いながら、制作していきました。
これは棺の上に乗せるアレンジメントです。
参列者の視線は上方に向くので、
底部がしっかり隠れるよう少し垂れ下がるように制作していきます。
芯が強く、お洒落で可愛らしい、でも母として2人の子供を育てた
素敵な女性へ。
明るく華やかにセンス良く…がボッスの描いたイメージでした。
スイートピーの香りに包まれて出来上がりました！
この時のボッスは未だ気丈に振る舞っていますが。
当日は教会で大泣きし、大変だったそう😭
こちらはその前日に
別の顧客様からオーダーいただいた同様のアレンジメントです。
Meadow（牧草地、草原）のようなナチュラルな雰囲気で注文いただきました。
ボッスと色々話合いながら、この様なスタイルに！
ボッスはいつだってポジティブ！！😊
接客業でもあるフローリスト。
ボッスの働き方はホスピタリティに溢れ、センスも最高に良いです。
毎日有意義で貴重な時間を共にさせてもらっています。
所々に見えるグラスが涼しげで軽やかな雰囲気です。
青〜紫、白の配色も綺麗ですよね！！
大きなアレンジメントの制作には時間がかかりますが、
手早く制作していくのが今後の課題です。
花材を目の前にして迷ってはダメ！！
（私はつい、あれこれ迷いがちです。未熟が露呈しています。）
話は戻りますが、
こちらはボッスの友人の葬儀で集まった供花たち。
これだけ多くのフューネラルトリビュートを目にする機会はないので、
参列者に許可を取り撮影させていただきました。
お気づきになりましたか？！
ここ英国の葬儀用の花々は色彩豊かで鮮やかです！！
故人が生前好きだった花やイメージ等から
好きな色、花でオーダー可能です。
日本式しか見たことがなかった私は、
ギョッとしたものですが、慣れてくるとこれはとても良い習慣だと感じています。
日本でも葬儀の形や規模が少しずつ変化する中、
お客様がもしこの様なスタイルを希望した場合は
とっておきのトリビュート（贈り物）を制作したいと思っています☺️💐
それでは、本日も笑顔の多い1日でありますように！
