どうもハラキヨです。本日は前回に続き防暑衣の紹介です。
実物です。未使用品ではありませんが、状態はかなり良いです。この防暑衣は比較的多く出回っていますね。
見た目は九八式、三式夏衣とよく似ていますが、大きく異なる箇所も幾つか存在します。
では見て行きましょう!
ミヤサワの記名があります。
身長173センチの自分でピッタリのサイズです。
(これ以上大きくなるとピンチ)
(昭五、昭和十三の防暑衣にはあり)
また、防暑衣の下に防暑襦袢を着る際は、写真のように襦袢側の襟を外に出します。
襦袢の襟を出すことによって、衣の襟への汚れを防ぐ「襟布」の役割があります。飾襟(付け襟)も同じです。
閉会式通気口もあります。
通気口の蓋を開くと剣留が少し隠れます。
当時の最大サイズ大號がなんとか着れます。
私の祖父は戦艦日向の乗組員でした。三番砲塔勤務だったそうです。(今も健在)
祖父の身長が大戦当時154センチだったそうです。
実物は着れず諦める方は多いでしょうね。サバゲーならば服への負担もありますのでレプリカがいいでしょう。中田商店様はこの防暑衣の複製も販売しておられます。在庫は相変わらずありませんね。電話で確認する必要がありそうです。
昭和十七年制定防暑衣でした。