膝とラン /28

テーマ:
         .
 健康とは、身体的には、内科的な健康と、整形外科的の健康、があります。

 そこで、その整形外科的な健康を害してしまう…、ということで、私が勝手に心配をしているのが、…今流行中のランニングです。
 ランニングは、フィットネスクラブなどでは多くが積極的に推奨しておこなっている運動(フィットネストレーニング)ですね。

 膝の中には、硝子軟骨があります(線維軟骨もありますが)。軟骨は、関節のクッションの役目などをしています。
 がその硝子軟骨がある状況におかれると、軟骨は削れて減っていく、といったことがおこります。

 膝の硝子軟骨は、成人でわずか約3~4ミリの厚さです。
 その軟骨が一生のうちにちょっとづつ削れていきます。一生で4ミリです。軟骨ですから、軟らかい(骨)ので削れます。
 軟骨は、再生しません、増えません。どんな名医にかかっても、どんなトレーニングをしても、どんな栄養を摂っても、再生しません。増えません。削れたら削れっぱなしで削れ続けます。どんどん4ミリが減っていきます。一生でたった4ミリです。

 軟骨は、感覚神経が通っていないので削れても何も感じず、痛くも痒くもありませんので、削れても気づきません。
 が、相当削れると、痛みや違和感が出てきます。
 軟骨ではなく骨には感覚神経があるので(骨の部分になにかがぶつかったら痛いですね・)、削れ終ると(多少は残っていても)クッションがなくなるので骨に直接あたるようになり、痛くてしかたありません。
 がそのときは既に遅し。人工関節に置き換える(手術)しかそれをよくする方法はありません。

 なので、膝は「使い過ぎる」とダメなのです。消耗品なのです。再生しないのです。硝子軟骨がどんどん減っていくのです。多く使えば使うほど、その負荷が高ければ高いほど。

 一生のうちで、適度にスポーツや運動をした人と、ランニングのように数え切れないくらいの多回数高負荷で膝に負担をかけた人では、軟骨はその削れ方に大差があります。当たり前です。物理的原則。
 ランニングは、相当そうとう膝の硝子軟骨に負担をかけています。4ミリしかなかった軟骨が相当削れて減っているでしょう。現時点は何ミリ残っているのか??

 ランニングをすれば、様々な身体機能が鍛えられ向上するでしょう。精神的なものにも効果的でしょう。
が、
 膝の硝子軟骨にはどうでしょうか??
 将来、年を重ねた際に、膝の痛みに悩まされ(整形外科的な健康害)、そのときに病院にいってもどうにもならないのです。痛くて動けないでいるか、人工関節に置き換えるか、です。

 各大会でのタイム更新を目指して、あんなにあんなに練習で走るなんて…。人間って、あんなに走れるようには、硝子軟骨は作られていないでしょう。…人生50年(歳)ならもつでしょうが。。

 運動(ランニング)をしても、健康を害す(膝が悪くなる)ならば、それは身体に良いことでしょうか??

 そこらへんをしっかりと正しく認識をして、ランニングを薦めている、指導している、実践しているのでしょうか。。

 ただ単に、ランニングがいけない、といっているのではもちろんありません。
 これらのことを、プロのトレーナーやフィットネスクラブが認識をしているのか・、が重要なこと。身体の健康のプロとして正しい行動をとりましょう。。

 ただ単に、ランニングやりましょう! では、子供の遊びと一緒です。

 身体の健康の専門家集団のフィットネス、なのでおこなうべきことには頭を使って正しく効果的な、身体に良いことををおこなわなくてはネ。。(膝を悪くすることは身体に悪いことだ。)

 今、ランニングをおこなっているお客さま達の全員が、10年後~に、膝痛に悩まされてどうしようもない!、なんてことがないように・・。祈ります…。

 私は、今のランニングブームが怖いです。膝の硝子軟骨!




PS1: ガラス・・と読んだ方は、身体のことの素人の方ですね。。…もしそれがトレーナーなら恥ずかしいこと、…では済まされません。イチから身体のことを学ぶ必要がある方ですね。(こんなこと知らなくても、トレーナーとして生きていけるわ。、なんて思うトレーナーがいたならば、その方のお客さまはかわいそうです…。身体のことを分かってないトレーナーを信じてしまい、自分の身体がどうなってしまうか分からないのに、お金を払っているわけですから…)。人間の身体はとても複雑です。


・・・


PS2:今発売中のある雑誌に載っている(一部)、稲盛和夫氏の考え方…

京セラ、KDDI、JAL、を成功企業にしたこの方のこの言葉を読んで、何を感じるか、行動を変えないのか、実効行動に移すのか、は全て貴方次第…
   
・・・END