韓国人の反発 | 2001年4月から

韓国人の反発

大韓民国との国際問題

 

島根県議会議員が「竹島の日」を制定しようとしている事が国際問題と化した。また、韓国大統領が「三・一独立運動」記念式典演説で日本にさらなる「反省」、さらなる「謝罪」、そしてさらなる「賠償」を求めた。背景には竹島問題、歴史問題によって韓国内で反日感情が高まりがある。これで日韓両国間にさらなる亀裂が入り、これまでの友好関係、未来志向の二国間関係は難しくなるだろう。本当は日本と韓国がけんかしている場合ではなく、北朝鮮問題などもっと重要な国際問題に協力して取り組まなければいけないのではないか。

 

少なくとも日本政界は冷静な対応をしている。韓国大統領のこの発言に過剰に反発してこれ以上日韓関係を悪化させてはいけない。

 

在韓日本大使が竹島は日本領土と言ってそれがどれほどの問題なのか。彼は日本人として、日本政府を代表する立場の人間として当たり前の事を言ったまでではないか。島根県議会の「竹島の日」制定の動きに対しても、韓国人はそれほど過剰に反応する必要は無いではないか。日本には日本の主張があり、韓国には韓国の主張がある。実質的に竹島を支配しているのは大韓民国であって、「竹島の日」が制定されたと言ってそれに直接的な変化があるわけではない。日本には武力で竹島を奪回しようとする意図も無く、平和的に解決しようとしている。問題を解決したいのならぜひとも国際法に照らし合わせ、証拠を提示し、議論しようではないか。

 

また、植民地時代の賠償問題であるが、これは日韓基本条約で解決済みではないか。韓国政府がその条約に調印した以上、もっと賠償金をくれと言うのは話が良すぎないだろうか。韓国人は文句があるなら韓国政府を責めるべきで、日本政府を非難する場合ではないだろう。つめが甘かったのは韓国政府の非であり、それに調印した以上(しかも40年も前に)、いまさら日韓基本条約を反故にして再協議を始めるなんて、国際政治上非常識で恥ずかしい事である。これじゃ北朝鮮の金正日と同じじゃないか。そういえば、韓国を合併するときも韓国政府の承認があってやったこと。過去から学ばず同じ間違いを現に繰り返しているのは我々日本ではなく大韓民国の方ではないか。

 

韓国大統領の発言は日本の常任理事国入りに反対したのも同然だ。日本人全員を自分たちが悪いと洗脳し、日本国総理大臣が土下座でもして謝罪したら良いのだろうか?国のサイズ、レベルからして決して常任理事国にはなれないことを知っている韓国人は日本が常任理事国になることにそれほど嫉妬を感じているらしい。過去の問題を蒸し返し、国内では親日派の子孫までも失脚させて自分の立場を強化してきた現韓国大統領がいつかこのような発言をする事ぐらい、日本政府は予想できなかったのだろうか。

 

韓国人の素晴らしいところは現代の日本人と違って愛国心が非常に強いところである。なのにその自国、自国民に対するプライドが日本に対する嫉妬に変化すると非常に醜いものになる。

 

ぜひとも日本政府・日本国民は冷静に対応し原理原則を貫いて、決して妥協はしてはいけない。