才能は孤独のうちに成り、人格は世の荒波に成る | 2001年4月から

才能は孤独のうちに成り、人格は世の荒波に成る

これはゲーテの言葉である。

僕が高校生だった時、叔母さんが家に遊びに来た。その時、僕の部屋を見たいと言い出し、「部屋見せて」といきなり入ってきた。僕は夏だったのでパンツ一枚で机に向かって勉強していた。部屋にはこのゲーテの言葉が大きく書かれた色紙が威風堂々と掲げられていた。それを見た叔母さん達は一体どう思ったのだろうか。

「何やこの子?ほんとに変わった子やねぇ。」

とでもかなぁ。

僕は昔から孤独を好んできた。一人でいても寂しくは無い。だから読書も好きで、書くのも好きだ。(インターネットは余り好きじゃないけど。)勉強や読書、それは一人でするものだから今の自分があるのだと思う。また、人付き合いに関して、一緒にいて面白いと思う人はいるけど、大半の人は一緒にいるよりは自分一人でいた方がましだ、とそれは今でも思う。


けれども、人間分からないもので、下らない奴だと思っていてもそうじゃない時は多々ある。また、人は一人で生きていく物ではないから人との関わり合い、それから得るもの、感じるものは大切にしなければいけない。

唯我独尊と考えている訳ではないけど最近、人付き合いが面倒くさい。(人付き合い、と言う言葉は好きではない。)人格を鍛える為に、どんな人間とでも付き合わなければ。