また芥川龍之介の「王朝ものシリーズ」の短編集を読んだ。

$りんごの無印日記
羅生門・鼻   著:芥川龍之介


』は小学生の時に絵本で読んで大爆笑した記憶がある。ストーリーはご存知のとおり、

大きな鼻にコンプレックスをもっている禅智内供が
鼻を短くする為にアレコレと試し、短い鼻になるのだが・・・



絵本で読んだ時は、鼻を茹でたり、踏んだりと鼻を短くする工程がビジュアル的に可笑しかった。
(毛穴から出た油を毛抜きで抜く!なんて描写は今回も驚き桃の木でしたが・・・)

今になって活字で読むと、反応するツボが増えた!

ひとつはユーモアな描写を平安時代っぽい気品ある文体で綴っていること。
もう一つは容姿にせよ性格にせよ人間の「望み」についてだ。

この話の内供は、いざ鼻が短くなったら自分を失ってしまったように喪失感にさいなまれ、
また長い鼻に戻ったら短くなった時のような晴れ晴れとした心持になる。

「願ってもどうしようもない望み」と「願ってはいけない望み」があるのだよ~!と芥川さんが
教えてくれた気がします。容姿はもう諦めてますが(笑)私、アセると顔が赤くなって少し早口に
なるらしい汗職場の先輩女性から度々、お弁当タイムに「○○さんは分かりやすいよね~」と笑われ
ます。冗談とは知りつつも、正直チョット傷つく私がいたり・・・。ポーカーフェイスなクール
ビューティーな人になりたい!と指摘されて以来、願っていたのですが、この本を読んでそれは
不正解ではないけれど正解でもないかもなぁと思ったのです。物事には「色んな見方がある」
というのも先日読んだ芥川龍之介の『藪の中』という作品から教わったばかり。
少々オーバーですが、自分でない人間になることは憧れますが、違う方向から見たら短所も長所に
なるかも?、と自分を励ましておりまするにひひ

私のことを『四コマ漫画みたい!』と慕ってくれる奇特な親友も僅かにいますのよ・・オホホ(笑)