こんにちは
わたし、運転が苦手です…
笑
兵庫県に住んでいた頃
JR元町駅の南側、
大丸神戸店へ向かう途中の、
スクランブル交差点…
その真ん中で
信号が変わってしまい、
車で立ち往生し、
通行人の皆さんに白い目で見られたのは…
はい、私です
そんな私が、
引っ越し翌日に、
慣れない道で、
大変なことになってしまったお話です
引っ越し翌日の夕方、
チャイルドシートに1歳の息子を乗せて、
市民農園の下見に出かけました
市民農園は、山の中…
今思えば
危険な雰囲気は、漂っておりました
役場で教えてもらった市民農園の住所をナビに入れて、
その通り行けば、無事到着できるはずだったのですが…
どうやら、ナビでは辿り着けない場所だったようです
ここかな？と思う、
少し細めの道に入ったところ、
その道は、進めば進むほど
どんどん細くなっていく、
上り坂でした
しかも、両サイドに
民家がびっしり並んでいて、
方向転換できるスペースが
全くない
しまった
と思った時には、
もう遅かったのです…
体感では、
傾斜45度ほどありそうな
めっちゃ細い上り坂を、
そのままバックして戻るしかない
しかも、道が微妙にカーブしている
はい、冷や汗ビッショリです…
ゆっくりバックしていったのですが、
道がカーブしているからなのか、
このまま行くと、どう考えても
左後ろの民家の壁にぶつかる
という事態に…
私の運転技術では
もはや、為す術もなく…
取り返しのつかないことになる前に、
私は左後ろのお宅のインターフォンを押しました
すると、中から
優しそうな、マダムが…
私 『す、すみませーん』
マダム 『ど、どちら様ですか？』
そりゃそーだ
私 『かくかくしかじかで、
今お宅の壁にぶつかりそうなんです…
すみません…
私どうすればよいでしょうか…』
知らんがなー
という話なのですが、
優しいマダムは、
『私も車を運転するから、よくわかるわ…
でも、私そんなに運転が得意じゃないの。
こんな時、お父さんがいれば…
今、散歩中なのよ。
私が誘導するね。』
と言ってくださったのです
感謝感激…
マダムの必死の誘導で
いろいろ試みたのですが、
本当に狭い道で、
私のつたない運転技術では、
どうにもこうにも
抜け出すことができず、
すみませんを連呼しながら
格闘…
そこに、
ワンちゃんの散歩に行っていた
ご主人が帰ってこられました
マダムが助けを求めてくださって…
ご主人
「ワシが運転してったろ！」
か、神よ…
そういえば…
存在をすっかり忘れていたけど
息子は、ただならぬ雰囲気を察知して
チャイルドシートで固まってました
ごめんよぉー
マダムも、
後部座席の息子を発見して
「あら？おチビちゃん、いたの？？」
と驚き…(ﾟДﾟ)笑
ご主人のご厚意に甘えて、
運転をお任せし、(笑）
私は後部座席の息子の隣に移動
ご主人
「この道は入ってきたらアカンのや…」
と、3回も繰り返されていました
ほんとに感謝です
命の恩人レベル
ご主人は
めちゃくちゃ細い道上り坂を、
いったん山の上に上り、
別の出口から山を下りて、
「ワシは歩いて帰るから！
こっからやったら運転して帰れるやろ？
」
と、去って行かれました…
感謝の言葉を
いくら伝えても足りませんでした
本当に
ありがとうございました！！！