生存力養成キャリアコーチの前田典子です。
口ベタ かつ あがり症で長年悩んできた私ですが、トレーニングと実践、そしてコーチングによって、ある一定の程度まではコミュニケーション力を向上させることができました。
しかし、これは難しいなあ・・・と思うことがあります。
例えば、都知事選の増田候補の応援演説で石原元都知事がやらかした事件。
あれで増田さんは20万票失ったと言われ、石原元都知事の発言の後に笑っている増田さんの動画がTVでも何度も流されました。
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小池さんが「あの時何かすぐに(増田さんが)仰っていれば変わったでしょう」と言っていました。
確かにあそこで誰も傷つけないような「さすが!」というような発言をしていたら状勢は変わったかもしれません。
では、あそこで果たして何を言えばよかったのか? と数日考えていますのですが答えが出ません。
※ 「こんなアイディアあるよ」という方がいらしたら、コメントお願いします。
あの場にいたら、石原さんの発言に対して憮然とした表情はできません。そして、石原さんの立場を悪くするような発言もできません。
石原さんも、小池さんも立てるような、そして、会場がクスッと笑えるような発言。
瞬間にできるのがコミュニケーションの瞬発力です。
コミュニケーション能力だけでなく頭の回転の速さも求められます。
これがあると生存力は確実に強化されるでしょう。
私自身もこの点がうまくいかないことが時々あってとても凹みます。
そこで、一昨年プロのアナウンサーの方の指導を受けた際に尋ねてみました。
プロは咄嗟の瞬発力をつけるためにやはりトレーニングをするらしいです。
もちろん生来できる才能がある方もいるのですが、それでなくても、ある程度はできるようになるとか。
例えば、いきなり目の前にイスが出され、すぐにそれについて3分間聴き手が喜ぶストーリーと話す・・・・みたいなことから始め、徐々に難易度を上げるらしい。
口ベタ人間には本当に難しいことです。
20年以上研修講師をやってきて、いきなり現場で起こったことをまるく収めなければならない場面も多々あるため、少~しずつはトレーニングされています。
しかし、まだまだです。
コミュニケーションの瞬発力が少しでも向上するように努力を続けてまいります。