生存力養成コーチの前田典子です。

 

6月も最後の週になりました。いよいよ暑い夏がすぐそこまで来ています。

 

 

 

私にはあるクセがあります。

 

能力からしてかなり無謀かなということに挑戦すること。

 

他の方からみれば、「そんなことくらいで『挑戦』?」というものかもしれませんが、自分にとってはココロの壁をかなり取っ払ってやらなければならないことなのです。

 

30代の頃、銀行から研修会社への転職。それは「研修講師になる」ということを意味しました。これは、実は私にとってはとても大きな挑戦でした。

なぜかというと・・・・・・・・私は極度の口ベタで人付き合いが苦手。加えて人前で話すことは当然不得意であがり症。

 

だからこんな本書きました。

「口ベタだっていいじゃない!と思えるコミュニケーション力養成講座」

 

 

他の人は普通にできていること(と見えました)が自分にはできない・・・・・ということが悔しくてたまりません。

 

コーチングセッションでクライアントさんに「あなたの命があと1年だったとしたら何をしますか?」という問いを投げることがあるのですが、その時の私は人生があと1年だったら「コミュニケーションの苦手を克服したい!」と絶対に答えました。

 

このままでは死ねない!

という気持ちだったのです。

 

そこで、研修講師になってみたものの、これがまあ大変で・・・・・(笑)

もともと研修講師になる人は「人と接するのが好き」「人前で話すのも好き」「目立つのが好き」という人が多いのですが、私は真逆。

最初の1年は辛いとしか言いようがありませんでした。

 

研修先では知らない人ばかりの中にたった一人のアウェー状態。
人前に立つだけでドキドキ。

話が下手。

研修はなかなかうまく行かない。

研修担当者や受講生とのリレーションづくりができない。

お客さまや受講生から厳しい評価。

極度のストレスに耐えかね、行ったこともない土地のホテルでよく泣いていました。

 

そんな仕事を22年も続けることになるとは、そして、それが面白いと感じるようになるとは、夢にも思っていませんでした。

 

口ベタは今も完全克服はできていませんが、コーチングを学んだこともあって、少なくとも人とコミュニケーションを取ることができるようにはなりました。

 

人生最大の課題をある程度克服できたことで、人生が180度変わりました。

そして、人は人との関わりによって成長しますので、成長もそれなりにあったのではないかと思っています。

 

挑戦するから人は成長するのです。

 

その後も結構無謀な挑戦をやっては失敗。凹むことも多々ありますが、失敗から学ぶ点も多く、恐らくそこから成長が得られていると信じています。

 

・・・・・といいつつ、また少々無謀な挑戦中。

実際もうひとりの私が「バカじゃないの!?」とささやいています。


でも、

もし挑戦しなかったら・・・・・・絶対後悔する!
やってダメだったらそれでいいじゃん!

命取られるわけじゃなし!

 

このプロセスが好きなのかもしれません。

ただ、キラーストレスには注意。

ストレスコーピングはしっかり!です。

 

 

今週は公私ともチャレンジウィークです。

がんばります。

 

みなさまも、「ちょっと無理かな?」と思うことに挑戦してみませんか?

サポートが必要であれば、いつでもお声かけください。

 

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