(今日から「システムコーチ」も加えることにしました)
イ・ムジチ合奏団の演奏会に行ってきました。
※画像はHPからお借りしました。
「ヴィヴァルディの四季といえばイ・ムジチ」と言われるくらい有名なイタリアの合奏団です。
1952年結成でメンバーは入れ替わっています。
バロック音楽をわざわざ聴くことはあまりありませんが、四季は好き
小学校の音楽の授業で聴いたとき、それぞれの季節の情景が目に浮かび、「何て素晴らしい音楽なの!?」と感激したのでした。
イ・ムジチの演奏を生で聴くのははじめてです。
持っているCDはアンネ・ゾフィー・ムター、五嶋龍といったソリストがいるもの。
リードするバイオリニスト(コンサートマスター)はいるものの指揮者もいない合奏団がどのように曲を演奏するのか、興味がありました。
曲のスタートは、一瞬びりっとします。ほんのちょっとでもずれたら大変なことに・・・
コンサートマスターが吸う息にあとの11名が合わせていました。
アンサンブルの素晴らしさはさすがです!複雑な旋律を早く弾くところでも、全員がビシッと合っています。
こんな位置から見ていたこともあり、”場”(システム)の変化を感じることができました。
同じ旋律を弾くところ、掛け合いで進むところ、一人から徐々に加わっていくところ・・・・12人でつくる”場”(システム)が動き続けていきます。
ひとりひとりが合わさって音ができていくというよりは、誰かが出した音によって場が動き、それによって他の人の音も影響を受けている・・・・・”場”がダンスしている、そんな感じの演奏でした。
ヴィヴァルディの「四季」が光り輝いていました
そして、アンコールには「赤とんぼ」が演奏され、あまりの美しさに涙。
客席にも涙をぬぐっている人があちこちに・・・・。
ステージと客席が一体のシステムになった瞬間でした。
組織のチームはオーケストラに例えられることが多いのですが、”場”(システム)が物事を進めていくしくみはよく似ています。
最近、組織を含みビジネス場面のシステム・コーチングをさせて頂く機会が増えてきました。今日の演奏の様子をイメージしながらコーチとして関わっていきたいと思います。
http://kokucheese.com/event/index/115619/
http://www.coachingbank.com/coach/maedanoriko