ママ子です
自分磨きしようと思わせた
『年下の男性K君』
についての続きです
前回は⬇︎
⬇︎
スカートをはいて
自治会に参加したわたしに
『自治会のじじいどもに色気つかいやがって』
と悪態つく夫。
そんな夫への反抗心もあって
薄い赤色のワンピースをきて
4ヶ月の四女を抱っこしながら
自治会に参加しました
その日の自治会に
Kくんが
きたのです
市役所の担当者と
共に入ってきたKくんの
第一印象は
『爽やかな、感じのいい若い男の子だなぁ』
そして
Kくんの自己紹介が
はじまりました
そこで
彼に対して
親近感を感じる情報が。
それは、
Kくんが勤めている企業が
わたしの兄と同じだったこと
わたしは
兄が大好きなので
兄と同じ会社に勤めている
ということに
グッと近さを感じました
(もちろん兄とKくんは面識ありません)
Kくんは企業で
勤めているかたわらで
ボランティアしており
そのボランティア事業を
この自治体に新規参入させたいと
プレゼンしにきたのです
忙しいであろう企業に
勤めながら
それに加えて
ボランティアまで、、
すごいな、と率直におもいました。
バイタリティあるんだな、って。
資料をもとに
一生懸命説明するKくん
地域に根付いた
素敵な事業内容なのですが
斬新な事業。
先駆けて
取り入れている
自治体もあるのですが
うちのような
古い自治体では
メンバーもお年寄りが多くて…
Kくんの説明中も
自治会長はじめ私以外の全員と
言っても過言ではないくらい
みんなしかめっつら。。
プレゼンおわり
質問タイムのところで
もう年長者たちが口々に批判…
『そもそもねー、こんな内容を…』
『こんな事業されたら、もとからある◯◯の店が…』
『市役所の人もね、うちの自治体を紹介しないでよね…』
『わしらのときにこんな新規事業取り入れたら、わしらが大変になる…』
それでも必死に
くらいつこうとするKくん
一緒懸命説明しています
その態度が
さらに気に食わないのか、、
なぜかほぼキレ口調で
自治会長が一言
『困るよ、わしらだってわからん、わからん!もういいよ、帰ってほしいよ、こんな難しいこといわれてもわしらではわからん、変わらないままがいいんだ』
…。
聞くに絶えない一言でしたが
無力のわたしは
ただ下をむいて黙っているだけでした
門前払いされたKくんは
市役所の人と帰らされることに
わたしは
自分の無力さと
申し訳なさで
いっぱいになっていました
なにかできることはないか、、
なにか、、
Kくんの位置は
L字でわたしの隣
明らかに落ち込むKくんが
帰り支度してる姿をみて
わたしは
自分でも信じられない行動に。。
資料の端をやぶいて
わたしの苗字と、電話番号を書き
『自治会のはしわたしになれれば』
とくしゃっと丸めた
ゴミのような紙クズを
Kくんの机に
そっと転がしました
おそらく
最初はゴミが転がってきたと
思ったKくんですが
戸惑いながらも
察したKくん
そっと紙クズを握って
持って帰りました
そして
自治会がおわり
わたしは
自分のした行動が
自分でよく理解できなくて
ぼーっとしてしまいました
すると
KくんからSMSが
届いたのです
ふぅ。
続きはまた書かせてください。