ハッピーのブログ
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ほぼ同時に入ってくる人達




このような経験はないだろうか?

外食時、お客さんが入ってくる。  
二人ほぼ同時に

店員さんは
いらっしゃいませ
お二人様
テーブル、、、、
あっ、
おひとり様、お好きなカウンター席にどうぞ。

順番に案内をする。


それはどのような状況なのか?

お客さんは
実は別々であり、
お二人様ではないのだ。

しかしなぜこのようなことが起こってしまうのか?

並大抵の技では二人で一緒にお店へやってきたという雰囲気を演出することは不可能である
そんなことをしようとすれば二人の阿吽の呼吸が必要になってくる
ただし彼らは他人同士で、ましてや会ったことなどあるはずもない。

ともすれば
後ろからくる人がとんでもない瞬発力で前の人が入店する瞬間と同時に抜き去ったりしているとでもいうのか?

そんな馬鹿げたことをする理由もない


ただ、一つ言えることは彼らは何も意識してはいないということなのだ
それは入店時の表情を見ればわかる
彼らは当たり前だが一人でお店へやってきただけのことである、ほぼ同時に入ってきたという意識は全くない。

このメカニズムが近い将来に解明されることを願う今日この頃なのである。

わたしはある晴れた朝、頻繁に利用するチェーン店で朝ロースカツ定食を食べていた
豚汁は念のため大へ変更した。

ロースカツとライスを完食し、終わりかけの豚汁を見つめた時
自動ドアの開く音がわたしに目を向けさせた。

朝まで呑んでたのかな
男二人で朝飯か



その時

店員さんは
いらっしゃいませ
お二人様
テーブル、、、、
あっ、おひとり様、お好きなカウンター席にどうぞ。

順番に案内をした。

ふふ

君達もおひとり様なのか?

と一瞬微笑ましくなったが


しかし
またこの瞬間を目撃してしまった自分に腹が立ち

いずれにせよ
どのような仕組みでお二人様での来店という雰囲気を作り出しているのか研究する必要がありそうだなと思ったのだった。


そして
彼らはといえば

朝ロースカツ定食に
豚汁を大へ変更して
同じ商品を注文したのだった。


むむ、これは貴重なヒントになるかもしれないなと
わたしはメモ帳を鞄から取り出してそのことを記載した。


かたじけない

ほぼ同時に入ってきた人達よ



そして朝から食べ過ぎて少し胃もたれしたわたしが店を後にして眺めた空には

衣の厚いメンチカツらしき姿の雲が浮かびドヤ顔でこちらを見ているようだった。


あな
いと奥深し
何かはあはれならざらん


Shiba


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東京の空 episode #00

都電で小旅行
170円で終点まで辿り着いた
そこは初めて訪れる場所。

広いとはいえない東京だが
ついつい近場で事を済ませてしまう癖があるため柴跡未踏の地がまだまだあるのだ。 

東京は魅力的だ
田舎と違い最強の利便性を誇る
大概のものはすぐに見つけることができる
美術館に博物館、文学館。本当に素晴らしい品揃えだよね
もちろん日々の生活を支える食事処の多さ、日用品、さらにファッションまで事足りない。
だからこのおっさんの体と頭へできる限り刺激的な東京での経験をインストールしておきたいといつも思っている。


話が逸れたが
その日
都電に乗り早稲田へ到着。そこから神田川沿いを歩き永青文庫へと向かった。



感想はといえば
とても素晴らしかった
今まで何故訪れなかったのかが不思議だ
年に4度企画展があるようなのでこれからは行くことにすると決めた
また一つインストールが完了だ。

しかしながら東京最高とか言っているわたしは生粋の田舎者なのだ
地方出身の人間は地元への愛が強い
茨城の素晴らしさを述べよと言われれば
指折り数えて5つほどは流暢に口から出てくる。

茨城は自分の基礎を作ってくれた場所だからね。


茨城の澄んだ空気
そこで流れる水の音
聞こえる方言
筑波山から見える平野
5つ目に
茨城人たちの優しさ

を誇りに思っている。

そして
そんな茨城を見守る空は
心に残る文学作品のような趣きに満ち溢れている。



その日、都電が連れていってくれた小旅行で
何気なく東京の空を眺めていた。

ああ
空はね

そう、
空はね



東京の空はあの若かりし頃に眺めた茨城の空と何も変わらず

とてつもなく、とてつもなく

美しかったんだよ。


今この瞬間にふと眺める空はいつも美しい
そんな単純なことをつい忘れてしまったりする。

永青文庫で
16世紀の戦乱と言われる世の資料を生で見ることができた。

その時代に生きた人達が空を眺める
その時
どのように感じたのだろう。

などと考えるとわくわくしてくる。



東京の空は、
いや、
空は今までわたしを見ていてくれた。
そしてこれからも

だから

感謝している。


隣接する庭園を出た後、少し歩き地下鉄へ
江戸川橋から有楽町、その後乗り継ぎ山手線で鶯谷へ向かい、開いている店を探しカウンター席に座った
東京で飲む熱燗は一味違うな、なんて呟きながら煮込みをつまむ。
辛いものが苦手だと言いながら煮込みに七味唐辛子を入れ過ぎてしまうのはご愛嬌だ。



貸切状態の店内では90年代風のアクション映画が映し出されていた
危機一髪のところで乗り越えるアクション映画の定番進行が心地よく、熱燗のおかわりを助長させる。

ああ
あれから20年以上経ったのか
上京したての頃を思い出せばまた熱燗の入ったお猪口に手が伸びる
そんな風に時間はゆっくりと過ぎていく。


頬を少し赤くしたおっさんは
17:00を過ぎたばかりの帰り道でフィッシュマンズのロングシーズンを聴いていた。

夕暮れ時を二人で走ってゆく
風を呼んで 君を呼んで
東京の街のスミからスミまで
僕ら半分 夢の中



ああ
このなんてことのない日常に
この出来損ないの自分に

美しい空と共に生きる愛する人たちに


ほんの少しだけ


幸あれ



Shiba


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熱燗のブルース

ある詩人をイメージして書いた曲です

聴いてください

熱燗のブルース





俺は星の綺麗な夜に冷奴を食べていた
ああ、なんてこった
今日も一人で呑んでいる。

今日はあの交差点を通り過ぎようとしていた
ああ、なんてこった
それでもどちらかに曲がっちまうんだ

引力には逆らえないよと
稚拙な言い訳を吐き捨てる
熱燗が今日も俺を饒舌にさせる
Wow Wow Yeah
冷奴の次は何を頼もうかな。

俺はこんなくたびれちまった夜に冷奴を食べていた
ああ、なんてこった
今日もまた一人で呑んでいる。

今日はあの交差点を通らないと決めていたのに
ああ、なんてこった
それでもここに座っているんだ。

引力には逆らえないよと
稚拙な言い訳を吐き捨てる
熱燗が今日も俺を饒舌にさせる
Wow Wow Yeah
冷奴の次はなにを頼もうかな。

熱燗のブルース
おかみさん、温度調節には気をつけてよBaby
熱燗のブルース
ワンモアカップオブ熱燗
Wow Wow Yeah
だから明日も頑張れるのかな
帰り道で口笛を吹いていた

熱燗のブルース
なんてふっくらなアジフライなんだよOH Baby
熱燗のブルース
ワンモアカップオブ熱燗
Wow Wow Yeah
だから今日も気絶するんだよ
帰り道でボブディランを聴いていた

今日はあの交差点を走り去ろうとしていた
ああ、なんてこった
今日も一人で呑んでいる。

ああ、このブルース
ああ、この詩を聴いてほしい
星の綺麗な夜に
OH Yeah
熱燗のブルース

作詞 作曲 Shiba 

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