この時の腰痛は骨盤のすぐ上、背骨のすぐ横、一本線が入ったような痛みで

仕事中より横になると”ジンジン”してくる痛みや違和感でした。

上向きに寝て、拳を作り腰の下に敷いて体重を乗せてゴリゴリと指圧をするようにしてからでないと

眠れず、例え眠れても夜中に痛みが出てきて拳を作りゴリゴリと指圧をしてから再び眠っていました。

昼間の患者さんがいない時間を使い、鍼を打ちその鍼に電気を通電する電気鍼で刺激をしたり、

時間の無い時は痛みの一番強いところに”ズーン”と響くところまで鍼を刺し刺激を与えていました。

その当時にやっていた治療法?です!

それでも夜になると違和感が現れ何がイケないのか?

その当時はわかりませんでした!

今なら神経の過緊張から来る腰痛と分かるので強く刺激をする事や電気を通電する事は絶対にしません!

なぜなら、己の体をストレスから守ろうと緊張している所に

強刺激や電気通電は逆にストレスになる事を知ったからです!

その為、昼間に与えた刺激がストレスとなり腰の筋緊張をすすめ、

夜、腰の筋緊張を回復しようと血行が良くなると

痛みや違和感が起こったのです!

痛みには

1.組織が壊れる時に発生する痛み(細菌感染等で細胞が侵されてゆく)

2.血流増加によ血管が拡張原因で起こる痛み(頭痛、筋肉痛、回復痛等)

3.他の場所を守るために緊張することで鎧の代わりになり痛みを発する

4.内臓からくる関連痛

など多きくわけて4つにわかれました。

1と4はすぐに病院へ行き抗生物質や適切な治療が必要になる場合があります。

それ以外の2と3が今回の腰痛が起こった原因の一つです。

ちなみに捻挫や突き指等は2に入ります!

この事を理解できずに刺激を与えれば良くなると考えていた

無知な自分が情けなく感じた時期でした。