体調不良、元気が出ない、不眠、あちこちが痛いなど症状はそれぞれ違いますが
その症状の一つ一つにはわけがあり治るためのヒントが隠されています。

先ほど来院された患者さんは目の疲れ、ひどい便秘、立ち上がると目まいがするなど
たくさんの違和感を訴えられます。

必ず『私、薬のせいだと思うんです。』と言われます。

私は薬を減らすよう説明しますが返ってくる答えはいつも

『病院の先生に悪いから飲まないわけにはいかない。』

毎回この繰り返しです。

そこで今日話したのは
『薬は勝手に口の中に飛び込んでこないよ。飲んで体調がすぐれないのを分かっていて
飲むんだから自分の責任だよ!』とかなりキツイとは分かっていましたが
最終的に判断するのは本人だという事を確認させる必要があると判断したので言っちゃいました。

これからあと何年寿命があるかは誰にもわかりません。言えるのが副作用で苦しんで何年も
過ごすのか、薬を減らす、もしくは止める事で本当の自分を取り戻すか?

偉そうな物言いですがこの患者さんは2週間前まで兄弟のところでお世話になっていた時は
意図的に薬を減らしてみたら調子が良かったと言っていました。

それなのになぜ?それが先ほどのセリフの『病院の先生に悪い』でした。

本人が最後に何を選択するのか、わかりませんが我々鍼灸師が出来ること
それは患者さんを最後まで応援すること!はげまし分かっていることを
包み隠さずお話しすること、その後に信頼関係ができ治療が成立すると思います!

”自分を信じて勇気を持ってやってみて下さい。応援しています!”