前回に続いて鍼灸治療院の事を知って頂きたいので思い付いた事を書いてみます。

まずは整骨院、接骨院との違い。
整骨院、接骨院の先生方の持っている免許は柔道整復師の免許です。
日常生活で起きた骨や筋、関節などを痛めた急性の疾患に対して施術します。

整体、カイロプラクティツクなどは骨格の歪みを矯正し痛み、疾患に対して施術します。
しかし現在の日本では国家資格ではないため知識、技術の差が大きいので
評判の良いところを探したほうが良いと思います。

鍼灸指圧あんまマッサージの治療院
この場合、3つの資格が必要になります。
鍼師免許、灸師免許、あんまマッサージ指圧師免許です。

治療院の看板を見てここの先生は何が得意であるかを知る方法として
必ず施術内容の先頭に書いてあることが得意で、治療の中心です。
東洋医学は慢性疾患から急性疾患まで幅広く対応でいますが

『基本は予防医学です。』病になる前にその芽を取り除き、体質改善をはかるのが我々の仕事です。
10治療院があれば10の治療法があると思って下さい。すべて同じ治療法はなく
同じ流派でも先生が変われば全く違ったものになります。
電話で質問をしてみて分かりやすく親切に対応してくれること、                  
あとは口コミが一番。

話は変わりますが最近思うのが
心の病を持った人が増えてきたな~っと思います。

病院へ行っても治らず、それから接骨院、整体、最後に鍼灸治療院へ来院されることが多いのですが
身体だけでなく精神疲労を抱えてどうにもならない状態で来院されます。
『つらいんだよ!』と言ってストレスを認めれば楽になるのにと思うのですが、
認めたくないのか別の原因を自分で作り納得しようとしているのです。

原因とは痛みや違和感のある部位や病名ではなく

『なぜ痛みが出てきたり病気になったか』だと思います。

僕ら鍼灸師の仕事は患者さんとコミュニケーショを取りながらその人個人を認めてあげること、
それが原因を見つける目となり自然治癒力を出させるボタン(ツボ)だと思っています!